AppleWatchどれを買うべき?AppleWatch使用歴3年半の私が考えるAppleWatchの選び方

いよいよ発売が決まった新型AppleWatch「AppleWatch Series4」。
これまでの廉価版モデルだったSeries1が販売ラインナップから消え、代わりに前世代のSeries3が値下がりして販売継続。
セルラー通信あり・なしのモデルや素材に色にサイズ…と、AppleWatchは種類が豊富な分、どのモデルを買えばいいのか悩ましいところです。

もちろん「気に入ったモデルを買えばいい」という話ではありますし、目的や好みによって「これが一番」と決められない製品ではありますが、初代AppleWatchの発売日からAppleWatchを使い続けている私が、AppleWatchを選ぶ際のポイントを紹介したいと思います。
これからAppleWatchを買おうと思っている人はぜひ参考にしてみてください!

「Series4」「Series3」どっちを選ぶ?

まず、AppleWatchを選ぶ上での最初の選択肢は、最新型のSeries4を選ぶか、旧モデルのSeries3を選ぶかの2択となります。
なお、Series3のラインナップはアルミニウムケースのみ。AppleWatchのステンレススチールケースや、ファッショブランドエルメスとコラボした「Apple Watch Hermès」を購入したい場合はSeries4一択となります。

Series4とSeries3の違いはいくつかありますが、やはり一番の違いは画面のサイズ。
画面サイズに伴いケースのサイズも若干の違いがありますが、明確な違いはディスプレイのサイズと形
Series4は画面サイズが30%ほど大きくなっており、四隅が丸く切り取られた形状のディスプレイが採用されています。

また、大画面を活かした文字盤のデザインも多数紹介されており、これらの文字盤はSeries4限定のデザインと思われます。

これまでの文字盤に比べ、コンプリケーション(様々な情報を表示できるウィジェット)が画面の随所に配置された情報量の多い文字盤が登場

また、性能面でも、もちろんSeries4は大幅に機能がアップ。
プロセッサの性能アップやワイヤレスチップの性能アップ。Bluetoothも新しい規格「Bluetooth5.0」に対応しているので、処理速度や通信速度は大きく向上しています。
特にAppleWatchは初代→Series2→Series3と、はっきりと体感できるくらいの機能向上をしてきたデバイスなので、今回もストレスなく使えるのはSeries4だと思います。

また、心拍センサーの仕様が変更されたことにより、Series4では心電図の計測も可能になるようです。
ただ、心電図の機能に関しては今のところ使えることを発表しているのは米国のみ。しかも年内に使える機能として紹介しています。
おそらく、発売日時点では日本では使えない可能性が高いのですが、心電図計測に対応しているセンサー自体は搭載されているので、ソフトウェアのアップデートによりSeries4であれば心電図センサーが使えるようになるかもしれません。
Series2の時も、発売日には開放されていなかった「ApplePay」がソフトウェアのアップデートにより解禁された事例もあるので、同様に将来的に解禁される可能性を考えると、もちろん対応しているSeries4を買っておくほうがよいと思います。

一方、Series3のメリットはなんといってもその価格。
Series4と比べると1万4000円ほど安く、GPSモデルであれば3万円台で購入できます。
Series4の数少ないデメリットとして、従来モデルに比べて大きく値上がりした点があるので、安いというのは単純に魅力です!

従来の廉価版であるSeries1は、AppleWatchの最重要機能のApplePayが使えないのでオススメしにくいところもありましたが、Series3であれば十分にハイエンドで必要な機能はそろっています。
新型に大きな思い入れがあるわけではなかったり、初めてのAppleWatchをお試し感覚で買ってみたいという人には、Series3も十分に応えてくれると思います!

「Series4」「Series3」どっちを選ぶ?のまとめ
・ステンレススチールモデル、Apple Watch Hermèsが気になる→Series4一択
・Series4のメリット:最新機種(画面が大きくてスタイリッシュ。専用の文字盤。性能は大きくアップ。(将来的に)心電図センサーが使える(かも?)。)
・Series3のメリット:AppleWatchを体験する必要十分な機能が揃っていて、価格がリーズナブル。

Series4とSeries3の細かい違いはこちらの記事を参考にしてください!

「GPSモデル」「GPS+セルラーモデル」どっちを選ぶ?

次に悩むポイントがネットワーク接続に関連するGPSモデルかGPS+セルラーモデルかの選択です。
こちらもまた、GPSモデルのラインナップはアルミニウムケースのみ。AppleWatchのステンレススチールケースや、ファッショブランドエルメスとコラボした「Apple Watch Hermès」を購入したい場合はSeries4一択となります。

GPSモデルとセルラー通信の違いは、セルラーモデルがAppleWatch単体でLTE通信(携帯電話の通信網を使った通信)ができる点。
GPSモデルであってもiPhoneの近くにある場合や、接続履歴のあるWi-Fiの通信圏内であれば様々な通信機能が使えますが、セルラーモデルであれば、iPhoneと離れた状態でも様々な通信が可能です。

とはいえ、正直、セルラーモデルのメリットはかなり限定的です。
メッセージやメール、LINEの通知などを単体で受け取れるのはとても便利ですが、AppleWatchのセルラー通信の仕様は「一度iPhoneで受信したメッセージをAppleWatchに転送する」という仕組みなので、iPhoneの電源が切れてる場合はAppleWatchでも通知を受け取ることはできません。。

ただ、ランニングやウォーキングが好きな人にはオススメです。
ランニングのときなどiPhoneは意外に邪魔になるので、AppleWatchだけでランニングしつつ、重要なメールやメッセージを受け取ったり、AppleWatch単体でもAppleMusicを聞きながら走ったりすることもできます。
セルラー通信の必要性は、iPhoneを持たずに外出する時間がどれくらいあるか?に大きく依存し、常にiPhoneを持ち歩いているという人にはあまり恩恵は受けないかもしれません。

ちなみに、私が個人的に「セルラー通信あってよかった!」と思ったのは、iPhoneの電源が切れていてAppleWatchのSuicaの残高がなかったときにセルラー通信でAppleWatch単体でSuicaのチャージができたときくらいでした。
そういう意味では「セルラー通信はいざというときの保険」的な感覚で使っています。

なお、LTE通信を使うにあたって、日本であればドコモ・au・ソフトバンク3社との契約が必要になります。(利用料金は月額350円〜500円)
AppleWatchだけの通信契約プランは無く、必ずiPhoneとセットでの契約になるので、すでにMVNOなどでiPhoneを使っている場合はセルラー契約はできません。。

もちろん、GPS+セルラーモデルをセルラー契約せずに使うこともできます
なので、docomo・au・ソフトバンクユーザーじゃなくても、GPSモデルが存在しないモデルを使うことはできるので安心してください。
ただ、アルミニウムケースのモデルが欲しい場合は、ハードウェアスペックがほとんど変わらずに値段が少し安い「GPSモデル」を購入しても良いかもしれません。

スペック的には変わらないものの見た目には少しだけ違いが。
デジタルクラウンにある赤いリング上のデザインがセルラーもでるのみのデザインです。(GPSモデルは黒いリング)。

Series3ではもっとはっきりとした赤いデジタルクラウンが採用されていましたが、かなり評判が悪かったので、Series4では控えめのデザインになったようです。

一応、価格的にはセルラーモデルの方がGPSモデルよりも上位モデルという位置づけではあるので、この”赤い目印”をアピールしたいならセルラーモデルを選ぶ方がよいでしょう。

なお、Series3のGPSモデルのみ、AppleWatch背面の素材が「複合材裏蓋」と言われるプラスチック素材となります。
Series4の全種・Series3のセルラーモデルではセラミックとサファイアクリスタルが素材となっており、こちらのほうがやや高級感があります。
もちろん、普段は腕に密着している部分なので見た目に影響は出ませんが、こういう細かい点の違いもありますね。。

「GPSモデル」「GPS+セルラーモデル」どっちを選ぶ?のまとめ
・ステンレススチールモデル、Apple Watch Hermèsがほしい→GPS+セルラーモデル一択
・iPhoneを持たずに出歩いたり、ランニングやウォーキングをすることが多い→GPS+セルラーモデルがおすすめ
・iPhoneはMVNOで使っている→GPSモデルがおすすめ
・デジタルクラウンの赤いリング・赤いドットがほしい→GPS+セルラーモデル一択

「アルミニウムケース」「ステンレススチール」どっちを選ぶ?

スマート端末しての性能ではなく、装飾品としてAppleWatchを考えた場合に悩むのがデザイン。見た目に大きく関わる「ケースの素材」の選択も悩ましいところです。

アルミニウムは「シルバーアルミニウムケース」「ゴールドアルミニウムケース」「スペースグレイアルミニウムケース」。
ステンレススチールは「ステンレススチールケース」「ゴールドステンレススチールケース」「スペースブラックステンレススチールケース」とそれぞれシルバー・ゴールド・ブラック(グレイ)の3カラー展開となります。
“Series4らしさ”という意味では、従来にはなかった「ゴールドステンレススチールケース」が注目の素材&カラーですね。

アルミとステンレスではディスプレイのガラス部分の素材も違っており、アルミはIon-Xガラス(強化ガラス)、ステンレススチールはサファイアクリスタルが採用されています。
Ion-Xガラスも強度としては十分ではありますが、例えばコンクリート面などにガリガリっと擦ってしまった場合など傷が入る可能性があります。
サファイアクリスタルは金属やすりで削っても傷がつかないと言われているので、強度にはかなりの違いがあります。
画面の傷は使用感に大きく関わるので、安心感を求めるならステンレスがオススメです。
ただ、サファイアクリスタルが強いのはあくまで表面の”傷”なので、高所から落としてしまった場合など簡単に割れてしまうこともあります。
アルミかステンレスかに関わらず、装着時の取り扱いには注意する必要があります。

また、ゴールド、ブラックは表面塗装があるのであまり目立ちませんが、シルバーのステンレススチールはケース自体には傷が付きやすい素材です。
“iPodの裏面”といえば分かる人にはわかると思いますが、細かいキズが入りやすい素材なのですが、逆にシルバーアクセサリー向けの研磨クロスなどで磨くことで輝きを復活させることもできます。
こういう“モノ”としての愛着を求める人にはシルバーのステンレススチールがおすすめですね。

また、ケース毎の違いとして大きいのが本体の重量です。
アルミの場合40mmで30.1g、44mmで36.7g(GPS、セルラーともに)。38mmではGPSが26.7g、セルラーが28.7g。42mmではGPSが32.3g、セルラーが34.9gとなっています。
一方のステンレススチールの場合は、40mmで39.8g、44mmでは47.9gです。
アルミとステンレスでだいたい10gくらいの差があります。
10gなんてほんの僅かな違いと思うかもしれませんが、腕時計の重さは少しの差でも以外に違和感として感じやすいものです。
特に、ジョギング中に使用する場合は少しでも軽い方が走りやすいという意見も多いので、AppleWatchを運動用として検討している場合はアルミニウムケースがオススメです。

ケースの素材選びは、ざっくりとまとめると、安価でカジュアルでスポーツ向きの「アルミニウムケース」か?やや高価で高級感のある仕上がりでビジネス向きの「ステンレススチール」か?という選択になると思います。

正直、ここの選択は完全に”好み”になりますが、所有する満足度という観点ではステンレスが一歩リードしていると思います。
ただ、今後も1年毎に新モデルが登場する可能性を考えると、比較的手軽に買えるアルミモデルを毎年買いかえていく方が長期的には”満足度”が上がる気も…。
私個人的には後者の毎年買い替え派なので今回もアルミニウムケースモデルを買うと思います。
(アルミモデルもあまり”安価”とは言えなくなってきましたが…。)

なお、Nike+はアルミニウムケース、Apple Watch Hermèsはステンレススチールケースのみとなります。

ちなみに、バンドもケースのモデル毎にいくつか選べると思いますが、AppleWatchはバンドを気軽に交換できるのも魅力の一つ。
Apple純正のバンドはちょっと高価なんですが、サードパーティ製のバンドも無数に販売されているので、気軽にいろいろなバンドを試すことができます。ApleWatchを買ったからには、このバンド交換機能を使わないのはあまりにもったいない!というわけで、購入時のバンド選びはあくまで”最初の一本”の気持ちで気軽に選ぶといいと思います。

最初の一本をどれにするか?といえば、これはもう「スポーツバンド」を選んでおけば間違いないと思います。
スポーツバンドのセットは比較的安価。Amazon等で売っているコピー品は1000円程度で購入できますが、質感や強度に圧倒的に差があるので、スポーツバンドだけは純正を使いたい!というのもおすすめの理由です。

このスポーツバンドの使い心地こそが、実は他のスマートウォッチに対するAppleWatchの大きなアドバンテージになっていて、「ちゃんと腕時計のことをわかっている人が設計している」と、腕時計マニアをも唸らせているようです。
(私個人は腕時計に詳しいわけではないので、どこがスゴいのかちゃんと説明できない(汗)んですが、”装着感”の高さが優れているそうです。)

「アルミニウムケース」「ステンレススチール」どっちを選ぶ?のまとめ
・”Series4らしさ”にこだわるなら「ゴールドステンレススチールケース」!
・ディスプレイに傷がつきにくいモデルが良い→ステンレススチールがおすすめ!
・運動に使いたいので軽いモデルが良い→アルミニウムケースがおすすめ!
・”モノ”としての満足感にこだわりたい!→ステンレススチールがおすすめ!
・来年登場するモデルもきっと買い換える予定!→アルミニウムケースがおすすめ!
・バンドは「スポーツバンド」を選ぶのが無難!あとは少しづつ買い足していこう!

「40mm(38mm)」「44mm(42mm)」どっちを選ぶ?


[ via Hands on with the Apple Watch Series 4 ]

最後はケースのサイズを「40mm(38mm)」「44mm(42mm)」のどちらにするかを選びます。
(Series4が40mm、44mm。Series3が38mm、42mmのそれぞれ2種展開)

小さい方が女性用、大きい方が男性用と思われがちですが、Appleとしてはそういう性差による区分は行っておらず、これまでも女性が42mmを選ぶケースや男性が38mmを選ぶケースも少なくありませんでした。

具体的なサイズ差は以下のとおり。

  • Series4 40mm: 縦:40mm、横:34mm、厚さ:10.7mm
  • Series4 44mm: 縦:44mm、横:38mm、厚さ:10.7mm
  • Series3 38mm: 縦:38.6mm、横:33.3mm、厚さ:11.4mm
  • Series3 42mm: 縦:42.5mm、横:36.4mm、厚さ:11.4mm

実際に比べてみないとイメージしにくいかもしれませんが、それぞれの2サイズはパッと見でもわかる程度には明確大きさの違いがあります。
腕時計のサイズはデザインとしての流行りもあるし好みもあるので、やはりどれを選ぶかはなかなか難しい問題です。

一つの目安としては、AppleWatch上でアプリを使うか、通知などを見るだけかが大きなポイントです。
AppleWatchの画面上でアプリなどの操作をするとなると42mmでも画面が小さく感じていたので、38mmでアプリを操作するのは少し大変でした。
Series4ではディスプレイサイズも大きくなるので従来の42mm程度には操作ができそうですが、よりアプリの使いやすさを考えればやはり大きなサイズのほうが使いやすいのは間違いないでしょう。
一方、通知や文字盤上に表示される情報などを見るのが目的で、AppleWatchの画面でいろいろな操作をするつもりがないのであれば小さい方でもまったく問題ありません。
また、ジョギングなどで使うことを目的にしている場合も、少しでも軽く邪魔にならないサイズの方が良いと思うので40mm、38mmがオススメです。
Series4では文字盤に表示される情報が増えた新デザインの文字盤がいくつも用意されているので、”チラッと見る”という使い方でも十分に情報が閲覧できるような進化を遂げているので、今回は40mmが人気が出そうだな!という印象を持っています。
(私は今まで42mmを使っていたので、買い集めた42mm用バンドと互換性のある44mmを購入するつもりですが。。)

ただ、どちらのサイズが良いのかには腕の太さなども大きく関係するので、可能であればAppleストアや家電量販店などで実物を試着した上で決めるのがベストだと思います。

「40mm(38mm)」「44mm(42mm)」どっちを選ぶ?のまとめ
・AppleWatch上でアプリを使ったり、操作する機会が多そう→44mm、42mm
・基本的には通知を見るだけの使い方になりそう→40mm、38mm
・ジョギングやランニングで使うのがメインの目的だ→40mm、38mm
・Series4への買い替えで既存のバンドをそのまま使いたい!→38mmユーザーは40mm、42mmユーザーは44mmモデル

以上が、AppleWatch使用歴3年半の私が考えるAppleWatchの選び方のまとめです。

ちなみに私は、上記のポイントを踏まえて、「Series4」「GPS+セルラー」「アルミニウムケース」「44mm」を購入する予定です。

あらためて購入のポイントを見てみると、どれを買うか決めるのはなかなか大変ですよね…。
それでも、実際にAppleWatchを使い、AppleWatchに関する情報サイトを運営してきた経験を活かし、選択のポイントをまとめましたので、是非参考にしてみてください!
そして、実際にどのモデルを買うかが決まり、実際に購入した暁には、AppleWatchのいろいろな情報をまとめている当サイト「Apple Watch Journal」も引き続き活用いただきますようお願いします!!