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先日開催されたWWDCで発表されたApple Watch向けの新OS「watchOS 3」。
ユーザーの不満点の多くを解消するアップデートになりそうですが、文字盤やコンプリケーションの使い勝手もかなり向上するようです。
<参考:地味に嬉しい!WWDCでは発表されなかったwatchOS 3の細かすぎる新機能まとめ>
新しく追加になる純正コンプリケーションは14種類!
純正のコンプリケーションとして以下の14種類が追加になります。
・Breathe guided meditation app(「Breathe」 ※watchOS 3で追加になる新アプリ)
・Find My Friends(友達を探す)
・Heartrate monitor(心拍数)
・Home app for HomeKit controls(ホーム ※watchOS 3で追加になる新アプリ)
・Apple Mail(メール)
・Apple Maps(地図)
・Messages(メッセージ)
・Music(ミュージック)
・Phone(電話)
・Reminders(リマインダー)
・Remote(リモート)
・Stocks(株価)
・Weather conditions(天気 ※現在の気温を表示するコンプリケーションとは別に用意されるようです)
・Workout(ワークアウト)
上記のコンプリケーションは、情報を表示するのではなくアプリのショートカットとして機能するものになるようです。
ただし、アプリの種類によっては、シンプルなアイコンに情報を付与して表示することも可能です。
▲「ミュージック」のコンプリケーションでは、再生中のトラックの再生時間が、アイコンのまわりの円によって視覚的に表示されます。
なお、ミュージックアプリのコンプリケーションは大サイズの場合はトラック名が表示され、
特大サイズになるとアーティスト名などの詳細情報が表示されます。
なかなか使用頻度の高いコンプリケーションになりそうです。
「タイムラプス」「写真」の文字盤にもコンプリケーションが設定可能に!
os2ではコンプリケーションの設定ができなかった「タイムラプス」「写真」「フォトアルバム」の文字盤にコンプリケーションの表示エリアが追加されます。
文字盤を完全に自由にカスタマイズするには、「写真」の文字盤を使う必要がありますが、コンプリケーションが設定できない現在の「写真」文字盤はなかなか使いづらいところがありました。
os3でコンプリケーションが開放されると、Facerなどのアプリの利用頻度が上がりそうです!
<参考:Apple Watch用の壁紙カスタマイズアプリ「Facer」:ハイクオリティーなフォトアルバム文字盤を楽しもう!!>
新文字盤のカスタマイズ項目は?
「fitness(フィットネス)」の場合は、3種類の文字盤のデザインの変更に加え、画面上部の左右に配置する小サイズのコンプリケーション2種+画面下部の大サイズのコンプリケーションを変更できます。
また、文字盤の色もカスタマイズ項目となっています。
「ミニーマウス」はミニーの色を変更ができるほか、3箇所のコンプリケーションが設定できます。
シンプルな文字盤は色の変更のみで、コンプリケーションの設定はできません。
文字盤の変更がより簡単に
文字盤を左右にスワイプするだけで、文字盤を変更することができるようになります。
現在は文字盤を強く押して左右スワイプで行う操作が、より単純なものになります。
カスタマイズした文字盤の並び順も変更できるため、お気に入りにカスタマイズした文字盤を気分によって気軽に変更できるようです。
サイドボタンからDockを起動してアプリを起動するなど、基本的な使い方の部分にも大きな変更が発表されたwatchOS 3。
アプリの起動速度の向上を受け、情報をちょっとだけチラ見するというコンプリケーション従来の役割が、アプリのショートカットとしての役割へと移行しているような印象も受けます。
このコンプリケーションの設計理念の変更が、使い勝手にどう影響するのか、早く試してみたいものです!
[ via Inside watchOS 3: Apple Watch gets improved glance-ability with new complications, watch faces ]