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地味に嬉しい!WWDCでは発表されなかったwatchOS 3の細かすぎる新機能まとめ

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Watchos3

昨日、WWDCでApple Watchの新OS「watchOS 3」が発表されました。(詳細はこちら→アプリの起動速度が7倍!SpriteKitをサポート!WWDC2016で発表されたwatchOS 3の新機能まとめ

WWDCの中で紹介された新機能やアップデート内容以外に、開発者向けのプレビュー版では細かい改善がいくつか見つかっているようです。

スクリーンショットのオン/オフが可能に

これは、地味ながらも待ち望んでいた人が多い機能ではないかと思います。
当サイトApple Watch JournalのFacebookやTwitterにも、「スクリーンショットを撮影できなくする方法はありますか?」という質問が来たことが何度もあります。

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iPhoneのカメラロールにApple Watchのスクリーンショットが度々見つかる。そんな経験、Apple Watchユーザーならあると思います!

watchOS 3では、iPhoneのWatchアプリからスクリーンショットのオン/オフが可能になります。
オンの時のスクリーンショット撮影方法に変更はないようです。
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<参考:【Apple Watchの超基本ワザ】Apple Watchでスクリーンショットを撮影する方法

腕を上げた時に表示する画面の細かい調整

現在、腕を上げた時に表示する画面は「文字盤」「最後に使ったアプリ」を切り替えるだけですが、watchOS 3ではもっと細かい調整ができるようです。

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「最後に使っていたアプリをいつまで表示するか?」を設定する”Wake Screen”の設定項目から、「While In Session(セッション期間のみ)」「Within 8 Minuetes of Last Use(最後に使ってから8分以内)」「Within 1 Hour of Last Use(最後に使ってから1時間以内)」「Always(常に)」の5項目になるようです。
Session(セッション)は、アクティビティやマップなど一定期間画面を専有するアプリで、現在もアクティビティ使用中は文字盤に戻らずアクティビティの画面が常に表示されるので、現在と変わらない使い方をする場合は「While In Session」を設定すれば良さそうです。
また、この「セッション」の設定はサードパーティ製のアプリでも利用できるらしく、一定期間文字盤の最前面を専有するようなアプリも開発可能になりそうです。

「ミュージック」のコンプリケーションが追加

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これもまた、何故今までなかったんだろうと言う機能ですが、現在再生している音楽のタイトルやアーティスト名、Play/Pausedなど再生の状態を表示するコンプリケーションが追加されます。

文字盤「タイムラプス」へのコンプリケーションの追加

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現在はコンプリケーションを設定できない文字盤「タイムラプス」で、2箇所のコンプリケーションを設定できるようになります。
同様にコンプリケーションが設定できない「写真」や「フォトアルバム」も同様にコンプリケーションが追加されると期待したいところです!

ショートカット型のコンプリケーションの追加

Shotocutapp

実質”アプリのショートカット”として機能しているアイコンだけのコンプリケーションに「友達を探す」「ハートビート」など様々な純正アプリが追加になります。
よく使うアプリがある人は是非設定しておきたいところ。watchOS 3で追加になる「リマインダー」アプリなんかは、相性が良さそうですね。

アプリの起動画面の変更

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watchOS 2までは、共通のローディング画面が表示されていましたがら、watchOS 3ではアプリアイコンのまわりを白いラインがクルクル回るローディング画面になるようです。
アプリの起動が7倍速になるということで、この画面をあまり見なくなることを期待したいところですが…。

その他の細かい変更点

・「Watchを探す」をサポート
詳細は不明ですが「iPhoneを探す」アプリの機能として、「Apple Watchを探す」がサポートされるようです。
Apple Watch自体にGPS機能はありませんが、”iPhoneとの接続が最後に切れた場所”から特定できると良いんですが、どうなるでしょうか…。

・マップアプリの背景が白に
アプリ起動時の画面(「自宅」「勤務先」などのボタンが並ぶ画面)の背景が白ベースのものに変わるようです。

・新アプリの追加
一部はWWDCでも発表されましたが「Home」「Reminders」「Breathe」「Heartrate」「Find My Friends」の5つのアプリが追加になります。
これまではグランスでしかなかった現在の心拍数を見るアプリ「Heartate」や、現在は設定しかできない「Reminders(リマインダー)」の単独アプリ化は嬉しいですね。

・iPhoneのWatchアプリに「Face Gallery」が追加
コンプリケーションの設定や色の変更などといった文字盤のカスタマイズを、iPhoneのWatchアプリから行うことができる機能です。
Apple Watchの画面で細かい設定をするのは確かにちょっとやりづらかったので、これは地味ながらも便利そうです。


というわけで、WWDCでは発表しなかったwatchOS 3の細かい変更点でした。
確かにWWDCという舞台で発表するには地味な印象のものが多いですが、現在のApple Watchに感じている微妙なストレスを解消してくれる嬉しい改善が多いと思います。
ますます、watchOS 3のリリースが待ち遠しくなりますね!

[ via Hands-on: watchOS 3 Apple Watch tidbits | 9to5Mac ]

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