公式YouTubeチャンネルはこちら!

想像以上の使いやすさ、Apple Watchの手書き文字入力「Scribble(走り書き)」を試してみた!

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

Applewatchscribble

Apple Watch向けの最新OS「watchOS 3」で採用された新しい文字入力方法「Scribble」。
watchOS 2以前は音声入力と定型文がApple Watchでの主な文字入力の方法でしたが、「Scribble」は手書きで文字を入力することができる新しいシステムです。

今のところ日本語の入力には対応しておらず、使用できる言語は「英語」と「中国語」のみ。
また、使用できるアプリもApple純正の「メッセージ」「メール」が中心ですが、AirmailなどwatchOS 3に対応した一部のアプリでも利用可能なものが少しづつ登場しているという状況です。
<参考:Airmail: 発売日から毎日欠かさずAppleWatchを使っている私が選ぶ”本当に使えるApple Watchアプリ”10選!

Scribbleでの文字入力のための設定

Scribbleの使い方は簡単で、「メッセージ」や「メール」の返信画面で、Scribbleのボタンをタップするだけ。
ただしScribbleに対応していない言語が設定されている場合は、画面を長押ししてScribbleに対応している「英語(English)」か「中国語(中文)」を選ぶ必要があります。
IMG 22302

ここで選択できる言語は、ペアリングしているiPhoneのキーボード設定に依存します。
ほとんどの人が日本語と英語のキーボードを設定していると思いますが、中国語モードで漢字の入力を試してみたいという人は、新たにキーボード設定が必要です。

iPhoneの「設定」アプリから「一般」>「キーボード」>「キーボード」と選択し、「新しいキーボードを追加」から中国語のキーボードを選択しましょう。中国語のキーボードはいくつか種類がありますが、「簡体字中国語」を選択しましょう。
さらに複数のキーボードが表示されますが、Scribbleを試すだけならどのキーボードを選んでも問題ありません。
IMG 2240

Apple WatchのScribbleで文字入力してみる

それでは早速、Scribbleを試してみましょう。
まずは、「メッセージ」や「メール」の返信画面に表示される「Scribble」をタップ。
IMG 22303
▲左:「メール」アプリの返信画面 右:「メッセージ」アプリの返信画面

細かいドットが敷き詰められたような入力パッドエリアのあるScribbleの画面が表示されます。
IMG 2241

入力パッド内を指でなぞることで手書き文字の入力ができます。

Scribbleの文字入力(英語)

https://vine.co/v/5X6purF3LXt

Scribbleの文字入力(中国語)

https://vine.co/v/5XxDMMVJJva

認識の精度はかなり高いのですが、もし意図した文字と違うものが認識されてしまった場合は、デジタルクラウンを回すことで候補の文字が表示されます。
IMG 2248
デジタルクラウンは”予測変換”機能も備えているので、単語のすべてを手書き入力しなくても、単語の先頭数文字を入力後、デジタルクラウンの予測テキストで入力することも可能です。

はじめは「Apple Watchの小さな画面で手書き文字入力は不便そう」とも思いましたが、認識の精度の高さと、この予測変換によって、想像以上に使いやすい入力方法になっていると感じます!

Scribbleの日本語対応の可能性は?

今のところ日本語対応していない「Scribble」ですが、今後日本語対応する可能性はあるのでしょうか?
あくまで私個人の印象ですが、近々日本語でもScribbleが対応可能になるのではないかと考えています。

ここ数年のAppleは明らかに中国向けの戦略を取っていました。(例えば、Googleマップに比べると不満点も多いApple版「マップ」ですが、Googleが中国国内でのマップの提供を断念したからこそ、中国でのサービスを独占するためにAppleがマップ事業に乗り出したといわれています。)
しかし、中国での市場が期待以上に成長しなかったこともあり、日本が再びAppleの最重要市場になっているといわれています。
iPhone7やApple Watchで日本独自仕様のSuicaに対応したのも、明らかに”日本向け対応”ですし、Apple版マップでの公共交通機関の乗換情報の日本国内でのサポート開始が迫っています。
この流れがあれば、Scribbleの日本語対応も充分に期待できます。

また、Appleのサイト内で使用されている画像に、日本語版の「Scribble」の画面イメージが!!
「走り書き」というラベルはちょっとどうかと思うものの、これは近々サポートされるのはほぼ間違いないのではないかと思えます。
MDT replyMessage
[ via メッセージを送信する – Apple Watch ユーザガイド ]

中国語版Scribbleの文字認識精度を見ると、日本語の漢字にも十分に対応できるでしょう!
ちょっとしたメールの返信はApple Watchで行うことも少なくありませんが、音声入力にはやはり抵抗がある場面も少なくないので、Scribbleの日本語対応にはぜひとも期待したいところです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です