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今秋リリース予定のApple Watch向け新OS「watchOS 3」。
様々な機能追加はもちろんのこと、新アプリ「心拍数」「リマインダー」「ホーム」「友達を探す」の追加も大きなトピックスです。
「心拍数」アプリ
watchOS 2では「グランス」として提供されている心拍数アプリ(ハートビート)がアプリとして独立します。
表示される情報はグランス版と同じく現在の心拍数と、前回の心拍数&計測時間が表示されます。
アプリで心拍数測定中に表示されるアイコンがアプリアイコンのモチーフとなっています。
「リマインダー」アプリ
watchOS 2でもSiri経由でのリマインダー登録はできていましたが、watchOS 3では独立した1つのアプリになります。
カテゴリーごとのリストや各アイテムの詳細を確認したり、達成した項目にチェックを付けることが可能です。
またフォースタッチメニューから完了済みのアイテム一覧もチェックすることができます。
現在のBeta版ではアプリから新規アイテムを追加することはできないようです。
もちろん、従来どおりSiri経由でのリマインダー追加はできますが、アプリからも追加できた方が便利な気が…。
このあたり、最終版のソフトでどう調整されるか期待したいですね。
個人的にはアプリのアイコンがちょっと微妙だと感じています。
リストマークがアイコンの真ん中に並ぶのはちょっと違和感がある気が。
iPhone版のアイコンと共通なのでわかりやすくはあるんですが…。
「ホーム」アプリ
iOS10で登場する「Home」アプリのApple Watch版です。
電気やエアコン、家の鍵などをHomeKitというシステムで一元管理し、iPhoneやApple Watchから操作したり情報をチェックすることができます。
例えば、Philips Hueの電球は電気のオン・オフはもちろん、明るさを自由に調整することができます。
今年の最重要キーワードであるIoT(Internet of Things:モノのインターネット)について、Appleがかなり本気で取り組んでいるのがこのHomeKitとHomeアプリ。
日本でどこまで普及するかはわかりませんが、使いこなせたら生活が大きく変わりそうですね!
「友達を探す」アプリ
最後はiPhoneでもiOS9から採用された「友達を探す」のApple Watch版です。
現在のベータではまだ利用することができないので使い心地は未知ですが、友達と待ち合わせの時など、なかなか使えそうな機能になりそうです。
watchOS 3ではこれらのアプリすべてにコンプリケーションが用意されます。
watchOS 3はアプリの起動高速化が売りになるようですが、Dockからの起動はもちろんコンプリケーションからの起動もかなり早くなるため、Appleの標準アプリはすべてコンプリケーションを用意するのが方針のようです。
(ホーム画面からの初回起動は現在と同様に多少時間がかかるようです。)
サードパーティのアプリも、高速化のメリットを活かすためにコンプリケーション対応を進めるのがwatchOS 3のトレンドになるのも間違いないでしょう。
複数の文字盤の切り替えも簡単になるので、コンプリケーションも含めた文字盤のカスタマイズこそが、watchOS 3使いこなしの肝になりそうですね。
[ via Inside watchOS 3: Apple Watch gets new apps for Reminders, Home, Find My Friends & heart rate ]