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【watchOS 3】新機能「コントロールセンター」の使い方

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Watchos3 controlcenter

先日のWWDCで発表されたApple Watch向けの新OS「watchOS 3」。
watchOS 2と比べ、様々な変更が加えられることが発表されましたが、すでにApple Watchを使い慣れているユーザーの使い心地に最も影響しそうなのが“グランスの廃止”ではないでしょうか。

画面を下から上へスワイプすることで表示される「グランス」の機能は、サイドボタンで起動する「Dock」の機能に組み込まれる形となり、画面のスワイプ操作は「コントロールセンター」の起動へと機能が変更になります。
グランスを多用していたユーザーにとっては、watchOS 3に慣れるまではとまどうことになるかもしれません。

「コントロールセンター」では何ができる?

iPhoneではすでにおなじみの「コントロールセンター」。
iPhoneの画面下端から上方向にスワイプすることで起動することができ、フライトモードやWi-fi接続などを設定することができます。
Apple Watchユーザーは基本的にほぼ全員がiPhoneユーザーのはずなので、iPhoneとApple Watchで”同じ操作で同じ機能”という一貫性が保たれるのは使い心地の向上といえますね。

Apple Watch版のコントロールセンターでは、「バッテリー残量の確認」「フライトモードの設定」「消音モードの設定」「おやすみモードの設定」「iPhoneを探す」「デバイスをロック」「AirPlayの設定」の7項目。
watchOS 2の「設定」グランスと「バッテリー」グランスを統合した画面といえます。
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「バッテリー残量」のボタンをタップすると、現在の「バッテリー」グランスと同様に省電力モードの設定が可能です。
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「デバイスをロック」はwatchOS 2ではサイドボタンを長押しした際に表示されるメニューです。

watchOS 3では、この画面に「SOSボタン(緊急通話機能)」が採用されるので、デバイスのロックはコントロールセンターに統合されるようです。
<参考:緊急通話|アプリの起動速度が7倍!SpriteKitをサポート!WWDC2016で発表されたwatchOS 3の新機能まとめ

AirPlayのボタンは従来の「設定」グランスのものよりも大きくなり、ペアリングしているスピーカーやヘッドフォンの名前が表示されるようになります。
複数のオーディオデバイスを使わけている人にとっては、特にうれしい変更点かもしれません。


グランスからDockへの機能統合。そして、コントロールセンターの単機能化。
ソフトウェアの設計としてはすっきりと整理された印象を受ける一方、使い慣れた操作性の変更にはやや抵抗がある気も…。
とは言え、こういうダイナミックな変更を味わえるのも黎明期の製品を使う醍醐味の一つ。
コントロールセンターとDockでApple Watchの使い方がどう変わるのかじっくりと味わいたいものです!

[ via Inside watchOS 3: Apple Watch adds new iOS-style swipe-up Control Center ]

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