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Apple Watchを装着していれば、マスクをしたままFace IDが利用可能に!

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日本時間の2021年2月2日、Appleは開発者向け最新バージョンとなる「iOS 14.5 beta」を公開しました。
様々なアップデートが含まれる最新OSですが、大きな目玉機能として、Apple Watchを装着していれば、マスクをしたままiPhoneのFace ID認証を利用できる新機能が追加され、大きな話題になっています。

マスクを装着していると、FaceIDの認証は解除されないため、不都合を感じていた人は多いと思いますが、Apple Watchを装着しているだけで、この不便さから解放されるのはかなり嬉しいですよね!
ネット上でも非常に大きな話題となっており、Apple Watchをすでにお持ちの方はもちろん、これを機にApple Watchを購入しようと考えている人も増えているようです。

Apple Watchを付けていれば、iPhoneのロックが解除!

現段階では開発者向けのベータ版では、この新機能はすでに利用可能。
すでにハンズオン動画がアップされており、その動作を確認することができます。
あくまでベータ版なので、正式バージョンと仕様が異なる可能性はありますが、かなり軽快に動作しているようです。

通常のFaceIDに比べると、ワンテンポ遅れるようなスピード感ではありますが、パスコードを入力する手間に比べるとはるかに早く認証の解除ができそうです。
また、ロックが解除されたことはApple Watchにも通知されるので、意図せず誰かにiPhoneの中身を覗かれるようなリスクは回避できそうです。

また、現時点でわかっている仕様は以下の通りです。

Apple Watchでのアンロックの仕様
  • Apple Watchを腕に装着している状態で動作する。
  • Apple Watchにパスコードが設定されている。
  • Apple Watchのパスコードロックは解除されている必要がある。
  • マスクをした状態で顔をカメラにむける
    ※顔を認識していない状態でロックが解除されることはありません。
    ※目まで隠した状態では、ロック解除されません。
  • iPhoneのロック解除意外の場面(ApplePayのFaceID、Safariのパスワード入力、FaceID連携しているアプリのログイン)では、この機能は利用できません。

以前から、こういった機能が採用される噂はありましたが、セキュリティ面での不安も話題になっていました。
マスクをした状態での顔認証が、「誰でもOK」なのか、ある程度の認証は行っているのか?については気になるところではありますね。(他人がマスクをした状態で認証を試みた場合、突破できるのか?)

FaceIDの補助としてApple Watchを活用するというアプローチは、セキュリティ面と実用面での利便性のバランスがちょうど良く、非常に良い仕様だなと感じますね!

一方、現時点ではiPhoneのロック解除以外でのFaceIDが使えないという点はやや不満を感じます。
特にApplePayのFaceIDは、共通の仕様で利用できるようになってほしいですよね。
今の時点ではあくまで開発者向けのソフトなので、正式版までに仕様が変わることを期待したいところです。

まだ、不明点はある機能ではありますが、マスクを使うことが増えた現代において、FaceIDをより使いやすくするアップデートは嬉しい改善です。
特にApple Watchをすでにお使いの方にとっては、ソフトウェアアップデートで利便性が大きくアップする、「神アプデ」になりそうですね!
今年の秋にでるiPhoneにはTouchIDが復活するという噂もありますが、「便利に使うためには新機種を買う」ではなく、既存の機種をアップデートで便利にしてくれるのは本当に嬉しいです!

また、これを機にApple Watchを購入しようと検討されている方もいるかもしれません。
そういった方に向けて、以下の動画でおすすめのApple Watchを解説しているので、ぜひチェックしてみてください!

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