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Samsungが新型スマートウォッチ「Gear S3」を発表!文字盤を常時表示する”Always on Display”が気になる

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スマートフォン「Galaxy」シリーズでおなじみのSamsungから、最新のスマートウォッチ「Gear S3」が発表されました。
9月7日に発表がうわさされている新型Apple Watch「Apple Watch 2」の発表に先んじるかたちでのリリースで、スマートフォンに続き、スマートウォッチでもApple vs Samsungの戦いが激化しそうです。

「Samsung Gear S3」の特徴は?

Gear S3は「 Gear S3 Classic(クラシック)」「Gear S3 Frontier(フロンティア)」の2モデルが用意されています。

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ベゼル部分にヘアライン加工があしらわれた「Classic」。
Apple Watchと違いバンドの交換は難しそうですが、その分バンドと本体の一体感があり、一見すると高級時計のような印象です。
※バンド交換の機能についてはSamsungも検討を進めているようです。→まさかのトレス疑惑!?Samsungが申請中の特許に関する資料が…

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カジュアルでアウトドア向きなデザインの「Frontier」は、eSIMを内蔵。
単体でのLTE通信や通話(VoLTE)が可能になっています。

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OSにTizenが採用されている点や、ベゼルの回転操作はGear S2を踏襲しています。
デジタルクラウンはApple Watchが特許を取得しているため苦肉の策にも思えたベゼル操作ですが、円型ディスプレイとの相性もよく、見た目はともかく、使い勝手はデジタルクラウン以上かもしれませんね。
Tizenも普及しているとは言い難いOSですが、Gear S3に対応しているアプリも10,000以上に上ると発表されています。

Gear S3では各種センサーにより高度・気圧・速度・心拍数などが計測できます。
高度や気圧は現行のApple Watchでは測定できないデータなので、登山などでスマートウォッチを利用したい人にはGear S3が一歩リードしている機能になります。

画面サイズはS2より大型化し1.3インチ。
ケースサイズも46mmとS2に比べるとひとまわり以上大きく、女性にはやや大きすぎる印象です。
画面が大型化すると消費電力が気になりますが、380mAhのバッテリーが採用されており(現行のApple Watchの電池容量は42mmモデルで246mAh)、1回の充電で3~4日駆動すると公表されています。
また、Gear S3は文字盤を常時点灯する「Always on Display」という機能が採用されています。
Always on Display利用時でもバッテリーの持続時間は1.7日とのことです。
AppleとSamsungのバッテリー駆動時間の公表値を比較すると、Samsungのほうが”やや盛っている”印象はありますが、それでも文字盤常時表示で現行Apple Watchの駆動時間を上回るのは間違いなさそう。
Apple Watchは「時計を見たいときに画面が表示されない時がある」という不満点が挙げられることがありますが、常時表示が実現されればスマートウォッチの革命にもなりそうです。

Gear S3シリーズの発売は”2016年内”ということで、特に日本国内での発売の具体的な日程は未定です。
9月7日のAppleのイベントで発表が噂されている「Apple Watch 2」の最大の対抗馬の登場とういことで、若干失速気味なスマートウォッチ業界を盛り上げる両輪になることを期待したいですね。

[ via Samsung launches Gear S3 smartwatch amid rumors of a new Apple Watch ]
[ via 見た目は高級腕時計、4日動くスマートウォッチ「Gear S3」をサムスンが発表:IFA2016 – Engadget Japanese ]

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