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アメリカの市場調査会社カナリス(Canalys)が2018年第2四半期のスマートウォッチの市場調査レポートを発表し、Apple Watchの同期間での出荷数が350万本であることがわかりました。
2017年の第2四半期の出荷数と比較すると30%という成長を見せており、Apple Watch Series 3で採用されたLTE対応が、新規・買い替えの両需要を生み出していると分析しています。
一方、市場におけるシェアはポイントを落としており、FitbitやGarminがApple Watch対抗のハイエンドなスマートウォッチを市場に投入している影響が出ているようです。
今後はGoogleやSamsungのスマートウォッチの新モデルが発売される予定もあるため、さらに市場競争は激化しそうです。
ただ、スマートウォッチ市場の加熱を受けたためか、2015年よりデザイン変更のなかったAppleWatchも今年発売モデルでは画面の大型化(ベゼルレス化)やバッテリー持ちの改善といったアップデートが予想されており、ある程度の競争が生まれていることが良い影響を生んでいるといえるかもしれませんね!
レポートによると、第2四半期の出荷数は特にアジアでの成長が顕著。
350万本の出荷数のうちLTEモデルの出荷数は250万本。さらにそのうちの60%はアジア地域での出荷数となっています。
世界全体では市場シェアを落としているAppleWatchですが、アジア地域に関してはAppleWatch Series3の出荷数がスマートウォッチ市場のトップを記録しているようです。
AppleWatchの出荷数・売上本数は未だAppleより正式な発表はなく、決算報告でもAirPods、Apple TV、HomePodなどとまとめられた「Other(その他)」の項目で報告されています。
全四半期の決算報告ではAppleWatchの売上が大きく伸びていることが報告されていましたが、次週発表されるAppleの報告ではAppleWatchについて詳細な内容が報告される可能性も予想されているようです。
順調に成長を見せているAppleWatch。
市場全体も活性化しているということで、さらに一気に市場を盛り上げる起爆剤としての役割を、今秋発売のSeries4に期待したいですね!
[ via Apple Watch Grew 30% Year-over-Year in Q2 2018 due to new Asian Partnerships – Patently Apple ]
[ via Apple Shipped 3.5M Watches in Q2 2018, 30% More Than Last Year – Mac Rumors ]