Apple、円形ディスプレイの特許を取得!ただし製品化の可能性はかなり低そう…

Appleが、円形ディスプレイのAppleWatchに関する特許を取得したことがわかりました。

円形のディスプレイのウェアラブル端末といえば、初代AppleWatch発売当初、「AppleWatchの最大のライバル」「デザイン性ではAppleWatchより上」と言われていた「Moto360」という製品がありました。

ただ、「Moto360」の場合、実際は完全な円形ディスプレイではなく、画面の一部がセンサー等の領域として欠けたデザインになっており、「Flat Tire(パンクしたタイヤ)」と揶揄されるなどあまり評判のよいものではありませんでした。
今回Appleが取得した特許では、長さが異なる複数のディスプレイを敷き詰め、エッジ部分に配線を通すことで、完全な円形ディスプレイの実現を可能にしています。

ただ、この特許取得をもって、円形ディスプレイのAppleWatchが発売されると考えるのは、ちょっと難しそうです。。

実はこの特許、申請自体は2年半前の2015年の12月。
初代AppleWatchの発売のすぐ後に申請されています。

Appleは実際に製品化するものについての特許はもちろんですが、ライバル会社から対抗製品や類似製品が発売されることを防ぐための特許取得も多く行っています。
特許の申請から取得までは、今回と同じように数年かかるケースも多いので、実際に製品化するものについては、特許の取得をまたずに発売をすすめる場合がほとんど。
この2年半、円形ディスプレイのAppleWatch製品化に関する動きがほとんどないことを見ると、製品化される可能性はかなり低そうです。

もちろん、最初から製品化の予定のない特許申請ではなかったのかもしれません。
ただ、実際のところ、円形ディスプレイのスマートウォッチはあまりうまく行っているとはいえず、一見するとデザインが良くも見えますが、アプリのデザインなどを考えると「使いやすそう」という印象はありません。
Appleも2年半前は製品化も視野に入れていたのかもしれませんが、実際の市場を見る中で、円形ディスプレイ採用の可能性が閉ざされていったのかもしれませんね。。

もちろん、今年発売される見込みの新型AppleWatchも円形ディスプレイの可能性はかなり低め。
ベゼルが細くなりディスプレイサイズが大型化したデザインになるのでは?という説が濃厚です。
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[ via Apple wins patent for round-faced Apple Watch, seemingly not a rejected design | 9to5Mac ]