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Apple Watchの2017年第2四半期(4〜6月期)の出荷本数が280万本に達し、2015年の初代AppleWatch発売からの累計出荷本数が3,150万本になったことがわかりました。
AppleWatchの売上本数についてAppleから正式な発表はありませんが、8月2日に発表された2017年第2四半期の決算を元に、調査会社Strategy Analytics社が分析を行い、AppleWatchの出荷本数を予測しています。
[ via Strategy Analytics: Xiaomi Becomes World’s No.1 Wearables Vendor in Q2 2017 | Business Wire ]
調査によると今年の第2四半期の出荷本数280万本は、昨年同期の180万本から56%の売上増。
昨年同期は第2世代(Series1、Series2)の発売前ということで買い控えが起きていた時期ではありますが、それにしても大幅な成長が見られますね。
国別の売上に関しては上記のレポートでも触れられていないため、日本でどれくらいの売上があるのかは不明です。
ただ、Appleの決算によるとAppleの総売上に対する日本の売上が7%ということで、累計で200万本以上は日本国内でも販売されているのではないかと思われます。
特に、AppleWatch Series2でApplePayに対応してからは、街中でもAppleWatchを見かける機会がかなり増えてきたことを実感します。
(最近は特に夏で腕が露出されているせいか、本当に見かける頻度は上がりました。)
最も売り上げたウェアラブルメーカーはXiaomi(シャオミ)
AppleWatchの成長は著しいものの、ウェアラブル市場全体としてみると、一時期はトップを独走していたFitbit(フィットビット)の低迷が目立ちます。
昨年の第2四半期には570万機器を出荷していたFitbitの今年は340万台と大幅減。
マーケットシェアも28.5%から15.7%に減っています。
一方シェアを伸ばしたのが中国のスマートフォンメーカーXiaomi(シャオミ)。
低価格なウェアラブル端末を提供しているXiaomiですので、売上で見ると”首位”というわけではないと思いますが、出荷台数で言うと出荷数は370万機器。
マーケットシェアは15.0%から17.1%に伸ばしています。
▼Xiomiのウェアラブル。約3000円で買えるのは確かに魅力的。。
昨年は低迷期だったAppleはAppleWatchの出荷数を前述のとおり180万本から280万本に伸ばし、マーケットシェアも9.0%から13.0%に伸ばしています。
市場全体ではApple,Xiaomiが躍進するもFitbitの低迷が響き、市場全体での出荷台数は昨年第二四半期の2000万本から2160万本と、成長市場としてはやや伸び悩みの傾向が見えますね。
ウェアラブル市場の巨星だった「Fitbit」の売りあがが伸び悩み、低価格路線のXiomi、そしてAppleWatch推しのAppleと三つ巴となっているウェアラブル市場。
第3世代のAppleWatchが今年の秋に発売されるという噂が真実であれば、スマートウォッチ市場だけでなくより上位の”ウェアラブル市場”もAppleが制することになるかもしれませんね!
[ via Apple Watch Has Now Surpassed Estimated 30 Million Shipments Since Launching in 2015 – Mac Rumors ]