この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
昨年12月に公開されたAppleWatch向けのOS「watchOS 3.1.1」で、アップデート中にAppleWatchを再起動することでAppleWatchがまったくの操作不能な状態、通称”文鎮”状態になってしまうという不具合が発生しました。
不具合が発覚したため、Appleはすぐにソフトウェアの配布を中止し、修正版のソフトウェアは「watchOS 3.1.3」として今年1月に公開されました。
一度”文鎮化”してしまったAppleWatchを復活させる方法は、AppleStore等に持ち込んで”修理”するほか無かったため、AppleWatchの文鎮化は大きな問題になってしまいました。
[ via Apple Watch に赤い「!」が表示される場合 – Apple サポート ]
※文鎮化したAppleWatchは画面上にエクスクラメーションが表示され、一切の操作を受け付けなくなります。再起動等も効果なし…。
そんな”文鎮化”を自力で復活させるアイテム「iBUS」がMFCから発売されました!
MFCは以前からApple製品を中心にした非公式のドングルを販売していることで有名なメーカー。今回の「iBUS」ももちろんApple非公式のアイテムです。
→[ iBUS Data Cable for iWatch S1 38mm & 42mm | MFC | SHP ]
実際に「iBUS」を使って、AppleWatchのファームウェアを再インスト―ルしている動画はこちら。
動画を見ればわかるとおり、以前から話題になっていたAppleWatchの診断・デバッグ用ポートを利用して、AppleWatchに有線で接続し、ファームウェアを書き換えることが可能なようです。
[post id=”14″]
iBUSの販売価格は90ドル(約1万円)。
サポート対象は「Full Support iWatch S1 38mm & 42mm」となっており、初代AppleWatchに採用されているS1チップ向けの商品とのこと。
現在の主力であるAppleWatch Series 2の「S2」や、Series 1の「S1P」には対応していないようです…。
使用方法は決してお手軽とは言えないし、販売価格もこのために1万円出すなら修理に出したほうがマシ。さらに初代AppleWatchにしか対応していないということで、個人で「iBUS」を購入するというのは決してオススメはできません。
ただ、街中にあるiPhoneの画面割れを修理してくれる非正規店などへ普及する可能性は高いアイテムになりそうです。
確かに現状、AppleStoreのGenius Barはなかなか予約が取りにくく、簡単な修理でも数日~数週間待つなんていうことも少なくありません。
iBUSが非公式の修理店に普及してくれると、グッと修復方法の選択肢が広がってありがたいですね!
(もちろん非正規店を使うのはあまり推奨できませんし、そもそもAppleが”文鎮化”しない設計をしてくれるのがベストではありますが…。)