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台湾TPK、AppleWatch向けディスプレイの生産から撤退!?2017年発売予定の”Series3″では新しいディスプレイ技術が採用か

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台湾のIT系ニュースサイト「DigiTimes」が、次世代のAppleWatch “Series 3”のディスプレイ技術に関するニュースを報じています。

DigiTimesの記事によると、これまでAppleWatch向けのディスプレイを提供してきた台湾のTPK社が、次世代のAppleWatch向けのディスプレイの提供から撤退するようです。
TPKはタッチパネルの世界シェアNo.1の大手で、2年間に渡りAppleWatch向けのディスプレイを生産していました。

初代AppleWatchには2枚のガラスを貼り合わせたG/G方式を、第2世代のAppleWatchでは1枚ガラスでタッチパネルを形成できるTOL (touch on lens) 方式のディスプレイが採用されていました。
ただ、Appleが要求する湾曲したスクリーンをTOL方式で生産するのはコストが高く、歩留まりも悪い状態が続いていたようで、TPK社が正常な利益率を確保するために、2017年はスマートフォン向けのタッチパネルに注力し、AppleWatchのタッチパネルの生産を断念する予定とのことです。

TPKの撤退を受け、Appleは次世代のAppleWatch向けにG/F(ガラスフィルム)方式のタッチパネルディスプレイを採用。
台湾のGeneral Interface Solution、香港のBiel Crystal Manufactoryのどちらか(あるいは両社)が生産を行い、2017年後半での”Series 3″の出荷を目指すようです。

[ via TPK to quit touch panel production for Apple Watch, say sources ]

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