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【検証】Apple Watch Series 5の「常時表示」のバッテリー持ちを、Series 4と比べてみた

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Apple Watch Series 5が手元に届き、色々と触ってみています。
Series 5で注目の機能といえば、やはり画面が「常時表示」に対応したこと。
でも、常時表示の影響でバッテリーの持ちが悪くなったのでは?と心配な人も多いと思います。

というわけで、早速Series 5とSeries 4を同時に使って、バッテリーの持ち具合を比べてみました。

先に結論を言うと、常時表示のSeries 5のバッテリー持ちは結構悪く、公称の「18時間」にかなり近い結果になりました。
Series4は1日半くらいバッテリーが持つという体感でしたが、明らかに丸一日は持たないな、という印象です。

特にインフォグラフ系のコンプリケーションが多い文字盤は電池消費が激しいです。
Series 5では、広告などでも「メリディアン」や「カリフォルニア」といったコンプリケーションが少なめの文字盤が使われています。
Series 4の時は「インフォグラフ」がよく用いられていましたが、Series 5で常時表示を使う場合はインフォグラフ系は結構バッテリー持ちに影響がありそうです。

Apple Watch Series 5のバッテリー持ちをSeries 4との同時使用で比べてみた

今回の検証方法は至ってシンプル。
24時間、AppleWatch Series5とSeries4を着けて過ごしてみました。

9:00:ワークアウト中の消費電力差はあまり大きくない

最初の1時間。途中で30分ほどのワークアウトをしましたが、バッテリーの残量はSeries5が94%。Series4が97%。
バッテリー残量の差は意外とありません。(バッテリーの減少量は6%と3%なので、倍速でバッテリーが減っているということでもありますが。。)

ワークアウト中に「常時表示モード」になると、1/100秒単位の表示が消え、分と秒のみの表示になります。(右側の画像)
リフレッシュレートが1fpsまで落ちているのがわかりやすいです!

12:00:「カリフォルニア」の文字盤だと、Serie5でも結構バッテリー持つ!

4時間ほどが経ちましたが、バッテリーの状態はSeries5が83%。Series4が87%。
3〜4%くらいの差をキープしたままで、あんまり変わらないかなという感じ。

と、ここでちょっと仮説として、「カリフォルニア」の文字盤が消費電力少ないのでは?と考えてみました。
そこで、見るからに電池消費しそうな「インフォグラフ」に文字盤を変更。
コンプリケーションの構成もSeries5と4で合わせて再設定してみました。

14:00:文字盤を「インフォグラフ」に変えると、Series5の消費電力が大幅増

文字盤を「インフォグラフ」に変えると、Series4はあまり影響ないですが、Series5では明らかに電力の消費スピードが上がりました。
情報の更新自体はバックグランドでSeriesに関わらずやっているはずですが、常時表示の場合は更新頻度自体が高いのか、コンプリケーションの表示アップデートに電力を使うのか、かなり激しく電池が減るのがわかりました。

18:00:10時間ほどでSeries5のバッテリー残量が50%を切る。

引き続き「インフォグラフ」で使い続けると、Series5は18時くらいにバッテリー残量が50%を切りました。
最初から「インフォグラフ」だったら、9時間くらいで半減という感じでしょうか。
公称の18時間というバッテリー持ちとまさにピッタリという感じですね。

23:00:Series5は20%を切る。低電力モード推奨の状態へ

23時。つまり使用スタートから15時間くらいでバッテリー残量が20%を切りました。
平日であれば7時から22時で20%残っていれば、まあ、実用の範囲でしょうか。
でもSeries4が47%残っていることを考えると、夕方以降のバッテリーの安心感は結構違いますよね…。

3:00:バッテリー残量が10%を切り、いよいよ限界間近…。

夜中になり通知などは減りましたが、Series5の電池消費スピードはあまり変わらず。
19時間くらいで10%を切り、現実的にはこのくらいの時間が使用可能時間と思った方が良いでしょう。
公称18時間なので、実際18時間しか動作しないと思った方が良さそうですね。。

5:30:Series5は電池切れ。一方Series4は24時間後でも22%残った

早朝5時半。使用スタートから21時間半で、Series4は30%ほどバッテリーが残りました。
Series4はそのまま使い続けて24時間経過後も、バッテリー残量は22%。体感通りの1日半といった感じです。


バッテリーの減り方をグラフとしてまとめると以下。

やはり、「インフォグラフ」を使った影響がかなり大きく、安心してSeries5の常時表示を使うなら、公式サイトでもメインで使っている「メリディアン」「カリフォルニア」あたりの文字盤を使うのがオススメ!という結果でした。

第2弾の検証として、Apple Watch Series 5の常時表示をオフにした状態でもバッテリー持ちを検証してみました。
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