公式YouTubeチャンネルはこちら!

Series 3のセルラー機能は現時点では必須の機能では無さそう。Apple Musicの解禁で化けるか?

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

3世代目にして単独でのセルラー通信に対応したApple Watch Series 3。
発売日にゲットして週末を挟んで数日間使っていますが、現時点での本音としては「セルラー通信は”必須”の機能ではないな」と感じています。
あくまで現時点の、かつ個人的な感想ですが、Apple Watchの購入を検討している方はひとつの意見としてご参考までに!

Apple Watchが単独のセルラー通信で出来ることは?

Aws3 2

私はドコモの「ワンナンバーサービス」でApple Watchを運用しているんですが、現時点でできることは電話、メッセージ、「マップ」「天気」など一部の純正アプリ、「Wallet」アプリ内でのSuicaへのチャージなど限定的です。
日本で使うなら対応してほしい「LINE」などのサードパーティアプリはほぼ全滅に近く、「想像していたほどセルラー版のApple Watch単体で出来ることは多くないな」というのが正直な感想です。

メッセージで使えるのは「iMessage」のみ。SMSやメールは送受信できない…。

特にちょっと残念だったのが、メールが使えない点。
テキストメッセージで使えるのは「iMessage」のみなんです…。

iMessageは「メッセージ」アプリで送受信しますが、同じく「メッセージ」アプリを利用するSMSは送受信ともに失敗してしまいます…。
※私は、家族を含め周りがほとんどiPhoneユーザーなので、みんながLINEを使っている中、空気を読まずにiMessageでのやりとりを貫き通しており、一応セルラーの恩恵を受けられました。。初代Apple Watchを買った時に「LINE」アプリの動作の遅さにイライラしてしまったのと、どうしてもApple Watchを活用したくて、周りを巻き込んで「iMessage」への移行を図ってしまいました…。結果的にセルラーが便利に使えたので良かったんですが、まわりには迷惑かけていますね(汗

スクリーンショット 2017 09 27 0 10 20
▲吹き出しの色が青いものがiMessage。緑色のものがSMS。基本的にApple製品同士はiMessage、Andoidなど他の機種とのやりとりはSMSになります。
[ via iMessage と SMS/MMS について – Apple サポート ]

ドコモ「ワンナンバーサービス」の場合はMMSを提供していないので、利用できるのは「iMessage」のみ。

auは公式サイトを見る限りSMSは使えるようです。
→参考: 【ナンバーシェア】Apple WatchでメールやSMSを利用する為にどんな準備が必要ですか? | よくあるご質問 | サポート | au
※Wi-Fi接続の場合と同様ですが、直接Apple WatchでSMSを受信することはできず、一度iPhoneで受信したものを転送する仕様のため、iPhoneが電源オン&通信可能な状態にある必要がありそうです。

ソフトバンクは公式でSMS/MMSの利用が出来ないという記述があるため、やはりiMessageのみ利用可能と思われます。
→参考: Apple Watch モバイル通信サービス | お客さまサポート | モバイル | ソフトバンク

ランニングやジムで使う人には便利!Apple Musicへの対応でさらに便利になりそう!

Apple watch series 3

セルラー通信が本領を発揮するiPhone無しでAppleWatchを使う場面ですが、やはり状況として多いのはランニングやジムなど運動するときではないかと思います。

ランニング時に使えるiPhoneケースやホルダーももちろんありますが、やはり手ぶらでランニングが出来るというのは便利なもの。
GPSでログが取れるし、ApplePayでドリンクなどの買い物もできる。
加えて、大事な電話も受けられるというのは間違いなく便利だと思います。
また、運動中に事故にあったり、転んでけがをした…なんて時に電話が使えるというのは、本人はもちろん周りの家族にとってもうれしい機能だと思います。

ジムに通って運動しているという人も、iPhoneをロッカーに置いたままでエクササイズができるので、快適度はかなり上がると思います。

さらに、次回のOSアップデートで追加が予想されるApple Musicへの対応が加われば、AppleWatch単体で出来ることはさらに広がります。
正直、iPhoneからAppleWatchへの音楽の同期は地味に面倒なので、Apple Musicの数千万曲を自由に聞けるのはかなり嬉しいアプデートになると思います。
(まあ、そのためにセルラー通信の月額を支払うのは実質的にApple Musicの月額が上がったような感覚で少しモヤっとしますが…。)

ちなみに、AppleはCMやダイレクトメールでやたらと「サーフィン中でも電話ができる」というメリットを推していますが、実際にサーフィン中に電話したいと思うものなんでしょうか…。

Apple watch surf

運動習慣がない人は、月額300円~500円でスマホの一部機能が使える”保険”くらいに思っておいた方が幸せかも

そんなわけで、セルラー通信の恩恵を受けるのは、やはり日頃運動週間がある人に限られるというのが現時点での印象です。
私も“習慣”というほどしっかりとはやれているわけではないものの、AppleWatch単体でのランニングは確かに快適で、ここにセルラー機能、特にApple Musicが加わることは“大きな進化”と言ってもいいと思います。

ただ、それでも「”ないと困る”というレベルの機能ではないかな」というのが正直なところ。
「iPhoneの電源が切れても電話が受けられる」「いざという時にSuicaへのチャージができる」など、あったらあったで役立つ状況はもちろんあると思いますが、あくまで「あった方が便利」のレベルで、「これなしの生活には戻れない」というところまで依存性のある機能ではないと思っています。
(ちなみに、Apple Watch自体は私の生活のなかで「ないと困る」レベルにまで依存度が上がっています。)

それを踏まえて、ではセルラー機能をどうとらえるか?と言えば、これは“保険”に近い感覚でとらえるのが良いのかなと思います。
もちろん、今後OSやアプリのアップデートでAppleWatchの出来ることはどんどん増えてほしいと思っていますし、実際に増えていくと思います。
ただ、現時点においては、セルラー機能は全ユーザーにとって必須の機能ではなく、あくまで「保険」です。

いざという時に、「電話やiMessageで連絡ができる。」「道に迷った時に「マップ」を確認して現在地の把握やルート検索ができる。」「Suicaのチャージが出来る。」
”万が一”に備えて対応が取れるというのは確かな安心感で、その安心感に対しての月額350~500円と思えば、納得のいかない機能や金額ではないのかなと思います。

冒頭にも書いた通り、あくまで現時点の、かつ個人的な感想ですが、Apple Watchの購入を検討している方は参考にしてみてください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です