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長電話には要注意!?Apple WatchのLTE通話可能な時間はフル充電で約1時間

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Aws3

iPhoneなしでも電話やデータ通信が可能になったApple Watch Series 3。
LTE通信の仕様や契約の方法で不透明な部分もあり静観している人も多い中、それでも予約が殺到しておりかなり品薄状態。
初代やSeries 2以上に爆発的な大ヒットとなるのでは?と予想されています。

そんなSeries 3の目玉機能である”セルラー通信”ですが、Apple公式の発表によりバッテリーの持続可能な時間がLTE通話時には1時間程度であることがわかりました。
通常の利用はSeries 2とほぼ変わらず、状況によってはむしろ利用可能時間は伸びていますが、単体での通話にはやはりかなりの電力を消費してしまうようです。。。

通常利用のバッテリー駆動時間は18時間、LTE通話は1時間ほど

Appleが公式に発表している「 Apple Watch Series 3のバッテリーに関する情報」によると、1日のバッテリー駆動時間は18時間。
これは、それなりにハードにAppleWatchを使うことを想定しており、90回の時刻チェック、90回の通知、45分間のアプリケーション使用、Apple WatchからBluetooth経由で音楽を再生しながらの30分間のワークアウトと利用したうえで18時間バッテリーが持つとされています。
18時間というのは、Series 2の仕様とまったく同じで、普段使い程度であれば丸一日は余裕で持つと思って良いと思います。
(実際にSeries 2を使っていて、1日の終りにバッテリー残量が50%以下の日はほとんどありません!)

連続通話はLTE環境なら約1時間。iPhone接続時の通話は最大3時間

セルラー版Apple Watchの最大の魅力である単体での”通話”機能ですが、LTE接続での連続通話時間は約1時間。
iPhoneと接続している場合は、最大で3時間通話が可能です。

Series 2も通話時間は最大3時間だったので、通話の消費電力にはほぼ変化がないことがわかります。
LTE通信での通話の場合はさらに消費電力が上がるので、利用可能時間は1時間程度というわけですね。

オーディオ再生、ワークアウトの利用可能時間はSeries 2より大きく改善!

オーディオ再生は最大10時間。
Series2が最大6.5時間だったので、音楽再生に関してはバッテリーの持ちがかなり改善していることがわかります。
なお、ここでのオーディオ再生はAppleWatch本体に保存した音楽を、AirPodsなどのBluetoothイヤホンで聞く場合を想定しています。
Series 3でApple Musicのストリーミング再生が可能になりましたが、ストリーミング再生の場合はもっと短くなると思われます。

ワークアウトの場合は、屋内ワークアウトで最大10時間。GPSを使用した屋外ワークアウトで最大5時間。GPSと4G LTEを使用した屋外ワークアウトで最大4時間となっています。
Series 2では、屋内ワークアウトで最大8時間。GPSを使用した場合は最大5時間でした。
ワークアウトに関してもオーディオと同様に改善が見られますが、GPSを使った場合はSeries 2との違いは無く、LTEの場合はさらに短くなります。
4時間となると、一般人レベルではマラソンで使うことも難しそうです…。


全体的にはバッテリーの消費量はSeries 2より僅かに進化しているSeries3。
オーディオ再生やワークアウトの利用可能時間はむしろ増えていると言えます。
ただ、単体での通信では電力をかなり多く使ってしまうというわけです。

単体でのLTEが接続が可能とは言え、一日をWatchだけで過ごすというには心もとない利用可能時間。
やはり基本的に、AppleWatchはiPhoneが近くにある状況で使うことを想定したガジェットに思えます。
Series3のLTE通信は、”劇的な進化”というわけではなく、あくまで”小さな変化”。
普段の生活の中でiPhoneが不要になるということはなく、「ちょっとコンビニまで!」の時間や、ジョギングやウォーキングなど、数十分〜1時間くらいであればiPhoneなしでも活動できる、というのが、Series3の現実的な使い方のようです!

[ via Apple Watch – バッテリー – Apple(日本) ]

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