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watchOS2でネイティブアプリがサポートされたことにより、アプリの起動が大幅に改善したAppleWatch。
とはいえ、ネイティブアプリ化しているアプリがまだ少ないことや、iPhoneとの連携・通信などをサポートしたアプリには高速化の限界があり、「AppleWatchアプリの起動は遅い」というのが本音です。
だからこそ、アプリの一部の情報をサクッと確認できる「グランス」が便利!
アプリ起動と同じように読み込みに多少時間がかかるものもありますが、多くのグランスがほぼ待ち時間なしで情報を表示してくれるので、AppleWatchでアプリを使ううえでは欠かせない機能になっています。
しかし、あまりに大量のグランスを設定してしまうと、左右のスワイプで目的のグランスを探すのが大変。結局は「よく使う10個」くらいのグランスを厳選しているという人も多いと思います。
でも大丈夫!
実はほとんどのグランスはSiriで起動することができるんです!
Siriで起動させれば左右のスワイプで目的のグランスを探す手間もいらないので、大量のグランスを詰め込んでいても問題なし!
AppleWatchアプリの真価は、「Siriでグランスを起動」にあるといっても過言ではないと思います。
※追記:Facebookページでご指摘いただきましたが、登録していないグランスでもSiri経由でなら起動することができるようです。(内部的には全てのアプリのグランスがAppleWatchアプリに含まれているということみたいです。)なので、文字盤で下から上へスワイプして表示する場合の使い勝手を考えて、厳選した10個くらいのグランスだけを登録しておくのは使い方としては正しいのかもしれません。あまり使わないグランスはSiriで起動すれば良いわけですから。
Siriでグランスを起動するには?
Siriを起動して「○○(アプリ名)のグランス」と話すだけ。
※Siriはデジタルクラウンの長押し、またはAppleWatchの画面が点灯している状態で「Hey, Siri!」と呼びかけることで起動することができます。
グランスは、Siriの画面上に直接表示されます。
Siriで起動できるアプリの例
標準アプリの多くは問題なくSiriで起動することができます。
「心拍数」の場合
「心拍数のグランス」の他、「心拍数」と言うだけでもグランスが起動します。
設定画面上のグランス名である「ハートビート」でもOKです。
起動後10秒ほど測定時間があり、現在の心拍数と前回の心拍数が表示されます。
「バッテリー」の場合
「バッテリーのグランス」のほか、「バッテリー残量」でもグランスが起動します。
私は以前はバッテリーのコンプリケーションを使って文字盤上にバッテリー残量を表示させていましたが、この機能に気づいてからはコンプリケーションは利用しなくなりました。
「設定」のグランス
このグランスだけはしっかり「設定のグランス」と言わないと起動しません。(「設定」だけだと、グランスではなく設定アプリが起動します。)
フライトモードや、ナイトモード、サイレントモードの切り替えはもちろん、iPhoneが見つからない時にiPhoneから音を出しくれるボタンもあるので、地味によく使うグランスです。
「天気」のグランス
こちらは「天気のグランス」でも「天気」だけでも起動することができます。
ただ、個人的には天気予報はコンプリケーションに表示させておきたい派なので、グランスはあまり使いません。
(オススメの天気予報アプリは「Yahoo!天気予報」。コンプリケーションに天気・気温・降水確率を表示してくれます。タイムトラベルで毎時の天気もわかるのでかなり便利ですよ!)
「マップ」のグランス
こちらも「マップのグランス」「マップ」の両方でグランスが起動します。
縮尺がかなり広域なのでイマイチですが、マップ部分をタップすることで地図アプリを起動させることができるので、マップ使用のためのキッカケとしては便利かもしれません。
「株価」のグランス
株価のグランスも「株価」だけで起動することができます。
さらに、「◯◯(企業名)の株価」と言えば、その企業の株価をチェックすることも可能です。
Siriちゃんのコメントはなかなか辛辣。。。的確ではありますが。
サードパーティーアプリのグランス
標準アプリだけじゃなく、サードパーティのアプリのグランスも起動することができます。
ただ、Siriがアプリ名を認識する必要があるので、マイナーなアプリだとなかなか起動しないこともあるので、ご注意ください。
起動できているのは、例えば「LINEニュース」のグランスや、
「Wunderlist」のグランスは起動できました。
※Wanderlustって何て発音すればいいのかよくわからなかったんですが、「ワンダーリスト」で良いみたいです。
ちょっとぐらい滑舌が悪くても大丈夫
滑舌が悪いのかSiriとの相性が悪いのか、なかなかSiriが読み取ってくれないこともあると思いますが、「グランス」さえちゃんと認識してもらえれば、Siriが候補を選んでリストで表示してくれます。
リストから選択してタップすると、すぐに対象のグランスが起動します。
そんなわけで、最近は20個以上のグランスをインストールしていますが、フリック地獄に陥ることなく便利に使いこなせています。
外でSiriに向かって話すのはちょっと抵抗がある場面もありますが、AppleWatchに口を近づけてしまえば結構小声で話しかけても認識してくれるので、恥ずかしがらずに使ってみてださい。
グランスを使いこなすと、AppleWatchはもっと便利になります!
是非、Siri+グランスの快適さを体感してみてください!!