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パスワードを安全に管理できるアプリとして人気の「1Password」。
以前よりApple Watchには対応していましたが、最新バージョンの6.5では待望のネイティブアプリ化!
iPhoneとの接続が切れた状態でも利用できるようになりました。
例えば、iPhoneの電源が切れてしまった時。誰かに借りた端末や、共用のPCなどので一時的にサービスを利用したい場面で、Apple WatchでIDやパスワードを表示させることができるので便利です!
「1Password」ってどんなアプリ?
「1Password」は、Webサイトへのログイン情報(ID、パスワード)や、オンラインショッピングで利用するクレジットカード情報などの重要な情報を一元管理できるアプリです。
例えば、Webサイトのログイン情報の場合は、Safariでログインしたいサイトを開き、「共有」ボタンをタップ。
「1Password」を選ぶだけで、登録してあるID/Passwordが自動的に入力されます。
※候補に「1Password」が出ない場合は、「その他」を選び「1Password」をオンにしましょう。
マスターとなるパスワード設定が必要ですが、TouchIDの指紋認証によるログインも可能なので、セキュリティーレベルも高いうえに手軽にパスワードが管理できるのが1Passwordの便利なところです。
Safariでのログイン情報だけならiCloudのキーチェーンでも問題ないですが、1Passwordなら「Chrome」アプリなど多くのアプリにも対応済。
ログイン情報以外にも「秘密のメモ」など管理できる情報が多く、iCloudのキーチェーンより高機能です。
また、よりセキュリティレベルの高いパスワードの生成も可能。「1Password」があれば直接入力する必要はないので、長く複雑なパスワードをサイト毎に設定するのも簡単ですよ!
※生成したパスワードはクリップボードにコピーされるので、サービス側でパスワード設定するのも簡単です。
Apple Watchの「1Password」の使い方と設定方法
Apple Watchで「1Password」を使うには、まずアプリの「設定」から「Apple Watch」を選択。
「Enable Apple Watch」をオンにします。
なお、Apple Watchアプリは「1Password Pro」の機能なので、アプリ内課金によるアップデートが必要です。
続いて、Apple Watchに表示したい情報を選び、「Add to Apple Watch」をタップ。
Apple Watchアプリを起動すると、Appl Watchに追加したアカウント名が表示されます。
アカウント名をタップすると、IDとパスワードが表示されます。
大文字/小文字/数字/記号でそれぞれ色が違うので、文字を見間違えることもなく見やすい点も親切です。
今回、最新バージョンではネイティブアプリになったので、iPhoneと接続されていないオフラインの状態でも、ちゃんとIDとパスワードが表示されます。
Apple WatchでIDやパスワードを確認しないといけない状態というのは、かなりの緊急事態、しかもiPhoneが使えない場面だと思うので、今回のネイティブアプリ化はまさに待望の機能ですね!
なお、表示できるのはログイン情報だけじゃなく、秘密のメモ帳「セキュアノート」の内容もApple Watchに追加することができます。
また、サービスによっては「ワンタイムパスワード」の表示にも対応しています。
いざというときApple Watchでもログイン情報など重要な情報を見ることができるのはかなり便利な反面、誰かに盗み見られるリスクが増えるのも事実。
Apple Watch版はアプリ自体にログイン機能がないので、絶対にパスコードの設定はしておいた方が良いでしょう。
※AppleWatch Series2ユーザーはApplePay対応でパスコードを使っていると思いますが、初代やSeries1ユーザーの方は設定していあい人も多いと思います。「1Password」を使う時はパスコード必須なので忘れずに!!
なお、値段がちょっと高めですが、「1Password」はMac版もあります。
こちらも合わせて利用するとより便利なので、これを機に「1Password」でパスワード管理しようと思っている人はMac版も検討してみてください!
というわけで、Apple Watchのネイティブアプリに対応しさらに便利さが増した「1Password」の紹介でした。
「1Password」のより詳しい使い方を知りたい人は、公式サイトの使い方マニュアルも参考にしてみてください!⇒1Passwordの使い方