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日本でのApple Payがスタートしてから約1ヶ月半。もはやこれが無い生活には戻れないと感じるくらい、AppleWatchでのApplePayを利用しまくっています。
AppleWatchのApplePayに登録しているカードは、「Suica」「ビックSuicaカード」「dカード GOLD」の3枚。
エクスプレスカードの便利さで「Suica」、ポイント還元のお得さで「dカードゴールド」、いざという時のAppleWatch単体チャージ用に「ビックSuicaカード」という感じで使い分けています。
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駅の改札での利用を中心に使用頻度の高い「Suica」は、もちろんエクスプレスカードで使用しているんですが、Apple公式の説明を見ると、ちょっと気になることが…。
[ via 日本の iPhone や Apple Watch で Suica を使う – Apple サポート ]
エクスプレスカードに設定していれば、ロックの解除は不要!
TouchIDなどの認証が不要なエクスプレスカードですが、本体自体のロック解除も不要というのは、セキュリティ面でちょっと心配な気も…。
しかも私の場合、Suicaアプリで「ビックSuicaカード」を登録し、オートチャージも設定しているんですが、AppleWatchにロックがかかった状態でオートチャージはどうなるんでしょうか?
というわけで、検証してみました。
結果は動画の通り。(環境はwatchOS3.1.1)
残高95円のSuicaで、AppleWatchはロック状態のまま改札を通ってみましたが、無事に通過!もちろん、オートチャージも通ってしまいました。
オートチャージは元々の仕様により改札でしか動作しませんが、通常の支払いであればエクスプレスカードに対応している自動販売機やコンビニでの支払いもロック状態のまま決済できました。
エクスプレスカードは確かに便利で、特に混雑している駅の改札で利用する場合など、エクスプレスカード設定しないのは現実的ではありません。
しかしその反面、セキュリティーはかなり緩め。
紛失・盗難の際に悪用されないように気をつける必要がありそうです。
エクスプレスカードを登録しているAppleWatch、紛失・盗難の場合の対処法は?
まずはiCloudの機能を使い、AppleWatchを紛失モードに設定しましょう。
→Apple Watch を紛失した場合や盗難に遭った場合 – Apple サポート
ただし、AppleWatchは単体で携帯電話のネットワークに接続することができないため、過去にiPhoneで接続したことのあるWi-Fiの接続圏内にないと紛失モードに設定できません。
よりしっかりと保護するために、Suicaアプリからも対応をした方が良いでしょう。
AppleWatchに設定しているSuicaを選択し、「チケット購入・Suica管理」のボタンをタップ。
「オートチャージ設定」でオートチャージをオフにするか、「このSuicaを払戻す」から残高の払い戻し処理を行いましょう。
これでひとまず、悪用される心配はないですね。
AppleWatchは普段腕に装着しているので、紛失や盗難のリスクは比較的低いと思います。
また、普通のカード型のSuicaにも同様の危険性があることを考えると、AppleWatchのSuicaが特別セキュリティ上危険というわけではありません。
さらに言えば、もし落としたAppleWatchを拾われたり、盗まれたりしたとしても、AppleWatchの見かけ上、Suicaが登録されているか、ましてオートチャージが設定されているかはわからないので、悪用される危険性はそこまで高くないとは思います。
それでも、理論上はオートチャージを使って上限なく悪用される可能性もあるわけですから、エクスプレスカードを利用している場合は特にAppleWatchの取扱には気をつけたほうが良さそうです。