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[ via Apple Store App Updated for Easy Apple Watch Use | Watchaware ]
Appleが提供している公式の「Apple Store」アプリが、今月2日にアップデートされました。
Apple Watch上でのお買い物に対応!ただし日本ではまだ使えません…。
Apple Storeの最新バージョン「4.1」のアップデート内容を確認すると、「Apple Payを使えば、手元のApple Watchを1回タップするだけで、お気に入りのアクセサリを購入できます。」と書かれています。
Apple Watchで新たに商品を検索して購入することはできませんが、iPhoneアプリやWebのApple Storeでお気に入りに追加した商品であれば、ワンタップで購入することができるようです。
ただし、Apple Watchでの商品購入機能は、日本ではまだ利用できません。…残念。。
※アメリカで利用した場合、以下のように商品詳細の下に「Buy with ApplePay」のボタンが表示され、そのまま購入することができます。
※日本版では、値段と出荷日が表示されるのみで、詳細はiPhoneアプリで確認する旨のメッセージが表示されます。
Apple Watch版のApple Storeアプリでは、ほかにも近くのApple Storeを検索し、「マップ」アプリと連携してルート案内してくれる機能。注文履歴や、開催されるイベントの情報などを見ることができます。
これからのApple Watchアプリ市場が拡大していくために重要な機能!?
Apple Storeアプリの新たな機能は、正直言って「ものすごく便利!」とか「世界が変わった!」と賞賛されるほどのものではないと思います。
ただ、Apple Watch向けのアプリの市場がこれから拡大していくためには、非常に重要な機能になるかもしれません。
これまで、Apple WatchアプリはあくまでiPhoneアプリのオマケという位置づけである場合がほとんどでした。
それは、iPhoneアプリではアプリ内課金や広告の掲載による収益化が容易だったのに対し、Apple Watchアプリでは単体で収益を生む仕組みがなかったことが大きな要因だったと思います。
アプリの開発にはやはりお金がかかるので、収益につながらないApple Watchアプリにはなかなかお金がかけられないのは確かに仕方がないことですよね…。
結果、Apple Watchのアプリで”使える”と思えるアプリはいまだに極わずか。
Appleが最初から用意している標準アプリしか使っていないという人も多いと思います。
しかし、Apple Payを使うことでApple Watch上での決済が可能になれば、Apple Watch単体でも収益を上げることができます。
これまで、Apple Watchアプリの開発に時間や予算を使えなかった企業の中にも、Apple Watchアプリをしっかり開発しようと考える人も増えてくるはず!
アプリ内での利用であれば、Apple Payは初代のApple WatchやApple Watch Series 1でも利用可能なので、開発者の方々には是非アプリの開発を進めてもらいたいですね!
Apple Watchで何かを買うというシチュエーションはあまり現実的ではないとも思えますが、先日Amazonから発売された「Amazon Dash Button」が話題になったように、“1タップで何かを買う”という行為はこれから当たり前になっていくのかもしれません。
Watchアプリ上でのApple Payの利用にも、ライフスタイルを変化させるような大きな可能性が秘められているかもしれませんね。
[ via Apple Store App Updated for Easy Apple Watch Use | Watchaware ]