2016年第3四半期のAW出荷台数は前年同期比70%減!?Series 2の登場が遅すぎた…?

IT専門調査会社のIDC(International Data Corporation)が2016年第3四半期のウェアラブルデバイスの出荷台数に関するレポートを公開しました。

[ via Fitness Trackers in the Lead as Wearables Market Grows 3.1% in the Third Quarter, According to IDC – prUS41996116 ]

Apple Watchのシェアは徐々に減少。出荷台数は70%減!!

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レポートによると、ウェアラブルデバイスの内「スマートウォッチ」部門でのApple Watchのシェアは首位をキープしているものの、約70%のシェアを持っていた昨年同時期に比べると苦戦を強いられていることがわかります。
2016年の第2四半期以降、Garminの躍進が目立ちますね!

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また、2016年第3四半期のApple Watchの出荷数は110万本で、ウェアラブルデバイスの出荷台数はFitbit、Xiomi、Garminに次ぐ第4位。
昨年同時期はFitbitに次ぐ2位で出荷台数は390万本でしたが、出荷台数は70%減という大きな落ち込みを見せています。
他社が緩やかながらも出荷台数の増加を続けている中、Appleだけが絶不調のようです。

Apple Watch Series 2の発売が第3四半期の最終月である9月の後半だったため、同期間はApple Watchの買い控えが起きていたと考えるのは妥当ですし、肝心のSeries 2の供給が9月中は十分ではなかったことも出荷台数の減少に大きな影響があったと思われます。
そういう意味では、70%という数字をそのまま深刻にとらえる必要はないかもしれませんが、それにしてもこれほど大きな下げ幅は今後の生産ラインの確保の面でも良いニュースではないのは間違いありません。

12月のホリデーシーズンで大回復!過去最高売上との情報も

ただ、Apple Watch Series 2の供給が追い付いてきた第4四半期では、前期の不調からの大きな回復が予想されています。
公式な発表はないものの、ロイター社に対しAppleのCEOであるティム・クック氏から「Apple Watchの販売台数が、年末商戦の第1週目に過去最高を記録した」と報告されたようです。
また、具体的な出荷台数は明らかではないものの、第4四半期の出荷数が、四半期ベースで過去最高になる見込みであることも明かされたようです。


Apple Watchを使っているエンドユーザーが、製品の出荷数や販売台数を気にする必要はないようにも思えますが、今後、Apple Watch自体やwatchOSの完成度が上がり、対応アプリやアクセサリが充実していくためには、やはり“売れる”ことが最重要。
特に、サードパーティアプリはまだまだiPhoneアプリに比べると盛り上がりに欠けているので、アプリ開発者の食指が動くようになるには市場自体の拡大が欠かせません。

そういう意味では、「売れている」というニュースと、「売れていない」というニュースが混在しているような現状は、Apple Watchユーザーとしてはちょっと不安です。。。
ひとまずは、ティム・クックの言葉を信じ、年末商戦でApple Watchが売れまくることを期待したいですね。

[ via IDC: Apple Watch sales estimated at 1.1 million units in Series 2 launch quarter, falling 70% YOY | 9to5Mac ]
[ via Apple Watch sales to consumers set record in holiday week, says Apple’s Cook | Reuters ]