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明日2016年1月6日よりラスベガスで開催される世界最大規模の家電見本市SES(Consumer Electronics Show)。
毎年、最新技術満載の様々な家電が紹介されることでおなじみで、ここ数年はウェアラブルデバイスも注目を集めています。
そんなCESにて、ウェアラブル業界におけるAppleのライバル(?)であるSamsungが斬新なウェアラブルデバイスを発表するようです。
スマート“ベルト” 『WELT』
見た目はシンプルな普通のベルトですが、“スマートウェアラブルヘルスケアベルト”であるWELT。
ほとんど目立たないセンサーが内臓されており、健康状態をモニタリングすることができます。
計測できるデータは、ユーザーのウエストのサイズ、食習慣(1日のウエストサイズの変化で食事の量や頻度をチェックするのではないかと思われます。)、歩数や座っていた時間など。
専用のアプリでデータを集約・分析し、健康改善や体重管理を行うことができます。
おなか回りは健康面で一番気になる場所の一つ。ベルトがウェアラブル端末になるのは意外に便利かもしれません。
VRデバイス専用のコントローラー『rink』
最近はYoutubeもVR対応するなど、ますます注目が集まっているVR。
SamsungもVRには力を入れていて、スマートフォンを使った手頃なVRを実現する「Samsung Gear VR」は次世代VR機器の主力として注目を集めています。
※参考:1万2000円の「Samsung Gear VR」はすべてを変えていくだろう : ギズモード・ジャパン
そんなVR機器と連動し、ユーザーの手の動きを計測し、入力機器として使えるハンドモーションコントローラ『rink』も発表されるようです。
これまでのVRコンテンツと言えば360度映像などのように、受動的に鑑賞するコンテンツが多かったのですが、rinkのような入力機器があれば、ゲームなどのようなインタラクティブなコンテンツも楽しめそうです。
これは完全に未来!指をイヤホンに変える『TipTalk』
TipTalkは、ヘッドセットやイヤホンではなく“指”を使って音声を聞くことができるデバイスです。
形状は腕時計のバンド型で、スマートウォッチに装着するのはもちろん、普通の腕時計のバンドとしても使うことができます。
Bluetoothなどの無線技術でスマートフォンと接続し、腕時計をしている手の指を耳に当てると、スマートフォンの音声が手の中を振動として伝わり、指先から音を聞くことができます。
ヘッドセットやイヤホンのように音漏れの心配もなく、また外部の雑音などの影響も受けないのも魅力的。
ハンズフリーでの音声通話以上に、周りから「あの人何をしてるんだろう?」と思われる可能性もありますが、完全に「未来のスパイ」を思わせるデバイスです!
おまけ:Samsung Gear S2のCM動画
完全にAppleオタクの私としてはSamsungのデバイスに興味を持つことはあまりなかったんですが、Gear S2のCMを見ているとちょっと欲しくなります…。
https://www.youtube.com/watch?v=Ii74YbZRWgg
WELT、rink、TipTalkもちょっと気になるデバイスですし、2016年は意外とSamsungから目が離せない年になるのかもしれません!
[ via Samsung to Showcase Three Creative Lab Projects for the First Time, at CES 2016 | SAMSUNG NEWSROOM ]