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今年6月、Apple Watchの新しいOS”WatchOS2”が発表されたWWDC2015。
同じタイミングで発表されたのが、iPhoneの新しいOS「iOS 9」でした。
どちらのOSも今年の秋リリース予定となっており、リリースの詳細なスケジュールは未定です。
WatchOSの変更に比べると「iOS 9」はあまり大きな変更がないとも言われていますが、開発者向けのベータ版で明らかになってきた新しい機能の使用感を、アニメーションGIFで確認してみてください!
目次
- 新機能1:「News」アプリ
- 新機能2:「メモ」アプリの進化
- 新機能3:「マップ」アプリに乗換案内機能が追加
- 新機能4:「マップ」アプリに周辺情報の検索機能が追加
- 新機能5:Siriの言語理解能力の強化
- 新機能6:Siriの検索機能の強化(アプリ内の検索)
- 新機能7:Apple版の”Google Now”、通称「Proactive」機能
- 新機能8:アプリの切り替え
- 新機能9:設定画面での検索
- 新機能10:通知エリアの並び順変更
- 新機能11:検索機能のスマート化
- 新機能12:「自撮り」「スクリーンショット」のアルバムを自動生成
- 新機能13:キーボードのラベルの変更
- 新機能14:iOS版の”戻る”ボタン
- 新機能15:検索画面に”使いそうなアプリ”を表示
新機能1:「News」アプリ
iOS 9で追加される新アプリ「News」。
Smart Newsやグノシーなどのようなキュレーションマガジン系のアプリになるようです。
気になるのは画面左下の「For You」ボタン。
Apple Musicでは、なかなか気の利いたセレクトをしてくれる「For You」なので、期待しちゃいますね!
新機能2:「メモ」アプリの進化
「メモ」アプリに写真の貼り付けや手書きスケッチの機能が追加されました。
それ以外にも、チェックリストの作成や、地図の貼り付け、使用中のアプリからの呼び出しといった機能も追加されるようです。
今、Evernoteでやっていることを標準アプリで代替できるようになるかもしれません。
新機能3:「マップ」アプリに乗換案内機能が追加
マップに”交通機関ビュー”という機能が加わり、公共交通機関を使った乗換案内ができるようになりました。
ただし、対応しているのは一部の都市のみで、現時点で発表されている都市はボルチモア、ニューヨーク、ベルリン、フィラデルフィア、シカゴ、サンフランシスコ、ロンドン、トロント、メキシコ・シティ、ワシントンD.C.。
日本の都市は予定されていないようです。。。
都市ごとに最適化した乗換案内を用意しているようなので、早く日本の都市にも対応してほしいですね!
新機能4:「マップ」アプリに周辺情報の検索機能が追加
マップ内で検索することで、「食べる」「飲む」「買い物」「遊ぶ」などのカテゴリーごとに、今自分がいる場所の周辺にあるお店や施設を見つけることができます。
食べ歩きが捗りそうなアプリですね。
新機能5:Siriの言語理解能力の強化
「昨日のホークスの試合の結果は?」という質問に昨日の野球の試合結果を表示。
さらに、「今日の試合は何時から?」と聞くと、前の質問を考慮して、今日の野球の試合のスケジュールを表示する、というように、前後の文脈も考慮した複雑な会話が可能になるようです。
Siriちゃんがますます優秀な秘書になってくれそうです!
また、Siriが音声を聞いているときのエフェクトが、Apple Watch版のSiriと同じデザインになっている点にも注目です!
新機能6:Siriの検索機能の強化(アプリ内の検索)
「2014年の6月に撮った写真を見せて?」と言うと、「写真」アプリを起動し、指定された写真を検索してくれるようです。
細かい連携ができるのはApple純正のアプリだけかもしれませんが、アプリ内まで検索してくれるのはすごい!
今まで以上にSiri依存の生活になっていきそうで、ちょっと怖い気すらしてきますね。。
新機能7:Apple版の”Google Now”、通称「Proactive」機能
GoogleのOS「Android」に採用されている”Google Now”のような機能が追加されるようです。
ホーム画面を右にスワイプすると、これまでの履歴などからその場所・その時間でユーザーが取りそうな行動を先読みし、連絡先や近所のグルメ情報、興味を持ちそうなニュースなどを表示してくれます。
これまた、便利すぎると逆に恐怖を感じかねない機能ですが、先読みの精度次第では間違いなく便利な機能です。
新機能8:アプリの切り替え
新機能ではなくデザインの変更ですが、ホームボタンをダブルタップして行うアプリの切り替え画面がカードのようなデザインになりました。アニメーションも心地よいですね。
iOS 8では画面の上部に、発着信の「履歴」が表示されていましたが、これは削除。
その代わり、「履歴」以上の機能がProactiveに実装されています。
新機能9:設定画面での検索
さりげないですが、とても便利な新機能がコレ。
設定アプリに検索機能が追加されました。
iOSも随分と複雑で巨大なシステムになったので、設定画面もかなりの情報量。設定したい項目を探すのも少し大変でした。
ここに検索があるのは、いざという時かなり便利なのではないでしょうか。
新機能10:通知エリアの並び順変更
iOS 8ではアプリごとに区切られていた「通知」ですが、iOS 9では全てフラットに時系列で並ぶようです。
確かにiOS 8ではしばらく通知を放置していると、最新の通知がどこにあるのかわかりにくくなっていたので、これまた地味ながらもユーザーにはうれしい改善ですね。
新機能11:検索機能のスマート化
Siriだけではなく通常の検索機能も強化されています。
一般的な”検索”だけではなく、簡単な計算や単位の変換などが行えます。
もちろん計算や単位変換はアプリを使っても行えますが、アプリ起動の1アクションを減らせるだけでも手軽になったように感じますね!
新機能12:「自撮り」「スクリーンショット」のアルバムを自動生成
写真アプリ内で自動で振り分けられるアルバムに「自撮り(Selfies)」と「スクリーンショット(Screenshots)」が追加されます。
自撮りはあまりしませんが、当サイトAppleWatchJournalを執筆している影響で、私のiPhoneはスクリーンショットだらけ。。。
自動で振り分けてくれる機能はかなりありがたいです!
新機能13:キーボードのラベルの変更
これまた地味ながらかなりうれしい新機能!
キーボードで「Shift」キーを押すことで大文字・小文字を切り替えることができますが、iOS 8まではキーボードに表示される文字は常に大文字でした。
iOS 9のキーボードはShiftキーの状態によって大文字・小文字の表示も連動して切り替わるので、打ち間違いを大きく減らすことができそう!
パスワード入力画面など、打った文字が隠されてしまう時にも、便利そうですね!
新機能14:iOS版の”戻る”ボタン
Proactiveや検索、Siriなどからアプリを起動した場合、画面の左上に「Back to ○○」というボタンが表示され、いつでも元の画面に戻ることができます。
iOS 9ではAndroidユーザーからの移行も狙っているようで、Androidではおなじみの”戻る”ボタンに似た機能が、限定的ではありますが採用されているようです。
新機能15:検索画面に”使いそうなアプリ”を表示
たくさんのアプリの中から使いたいアプリを探すのは意外に大変ですが、iOS 9の検索画面は、過去の行動パータンやアプリの嗜好を分析し、”今から使いそうなアプリ”を先読みして表示するという機能が用意されています。
Proactive機能と同様に、これまた心を読まれているようで怖い。。。
ここにゲームばかりが表示されると、なんだか自分の毎日を振り返って凹みそうな恐怖感もあります。。。
以上、iOS 9の新機能15選でした。
これ以外にも、iPadを画面分割で使えるマルチタスキング機能や、カーナビと連動するCarPlay、ワイヤレスキーボードのショートカットキーのサポートや、Androidからの移行のサポートなど、様々な機能追加が予定されているiOS 9。
派手な新機能の追加や、デザインの変更などはありませんが、確実に使いやすくなるアップデートになりそう!
秋が来るのが待ち遠しいですね!
ProactiveやSiriの進化がちょっと怖い気もしますが…。
[ via The 15 best features of iOS 9, in GIFs ]
[ via Apple – iOS 9 ]