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Apple WatchでSuicaへのチャージ金額が正常に反映されないという不具合が発生しているようです。
不具合はあくまで”チャージ金額の表示”に関する不具合のため、チャージ自体は問題なく行われているのですが、金額が正常に表示されません。
この不具合はwatchOS 3.2.2へのアップデート後に発生しているようで、解消には次期アップデートを待つほかなさそうです…。
暫定的な対応方として、チャージ後にヘルプモードにすることで対応できるようなので、気になる人は手順を確認してみてください。
wathOS 3.2.2でSuicaのチャージ金額が反映されない不具合の詳細
今回発生している不具合の現象は、Suicaのチャージ金額がアプリ上で正しく反映されないというものです。
チャージはwatchで直接行う場合、iPhoneのSuicaアプリ経由で行う場合のどちらでも発生しているようです。
①チャージ残高を確認(下記の例では1,873円)
②Suicaアプリ経由で500円をチャージ
③チャージ後もSuica残高に変化なし…
あくまでチャージ金額の”表示”が正常に行われないという不具合のため、内部的にはちゃんとチャージされているんですが、AppleWatch側での表示がうまくいっていません。
Suicaで残高確認の通信が発生すれば表示は正常化。手っ取り早いのは「ヘルプモード」の利用
表示を正常に戻すには、一度Suicaがサーバーと通信し、残高を確認する処理が動けば良いようです。
具体的には、改札を通過する、Suiacで買い物をするという決済を発生させるものの他、駅構内などにあるSuica対応の自動販売機の決済部分にApple Watchを当てる(本来はSuicaを当てると自動販売機の金額表示エリアにSuicaの残高が表示されるという機能)とういうものもありますが、一番手っ取り早いのはAppleWatchをヘルプモードにすることでしょう。
手順は簡単で、
①サイドボタンダブルクリックでWalletを表示し、Suicaを表示
②Suicaの画面を強く押し、メニューから「ヘルプモード」をタップ
③ヘルプモードに移行したら、サイドボタンかデジタルクラウンを押して一度ホーム画面に戻り…
④もう一度サイドボタンをダブルクリックしてWalletを起動
Suicaの残高が正常に反映されていることを確認できると思います。
AppleWatchは手首から外しても、ロックがかかってから5分以内であればパスコード入力なしでSuicaを使うことができます。(エクスプレスカード設定のSuicaのみ)
そのため、本来駅員さんに端末処理をしてもらう「ヘルプモード」を使う機会は事実上なくなっていたんですが、まさかここにきてヘルプモードに使い道が出てくるとは…。
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致命的な不具合ではないですが、知らないと「チャージされてない!」と焦ってしまうと思うので、上記の対応方法も把握したうえで、次期アップデートでの不具合解消を待ちましょう!
なお、今回のアップデートで以前紹介した、iDやQUICPayの利用後に「カードが利用できません」のエラーが出てApplePayが使えなくなるという不具合は発生しなくなっています。
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まだ100%不具合が発生しないという確証は得ていませんが、私の環境では今のところエラーは出なくなりました。
1つ不具合がなくなれば、新たな不具合が1つ発覚するという感じでなかなかAppleWatchのApplePayは完璧に仕上がりませんが、最も不満だった不具合が解消されているのは素直に喜びたいと思います!
(追記)JR東日本の公式ページ「よくある質問」で不具合に関する情報が追加されました。
JR東日本の「Suica Apple Pay よくあるご質問」のページで今回の不具合に関するQ&Aのページが公開されました。
→Suicaにチャージできない(金額が反映されない)。どうすればいいでしょうか。 | Suica Apple Pay よくあるご質問
対応方法は当サイトでも推奨の「ヘルプモード」を利用したものとなっており、それでもチャージが行われない場合はApple Careへの電話を推奨しています。
アナウンスにあるように、あはり次期iOSアップデートを待つ他対応方法は無さそうなので、それまではヘルプモードを使いこなすほかないようです…。