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世界のスマートフォン市場の動向・シェア・予測レポートを発行しているジュニパーリサーチ社( Juniper Research)が、Apple Watchのシェアに関するレポートを発表しました。
Apple Watchのシェアは2015年のスマートウォッチ市場の半分以上!?
レポートによると、2015年の全世界のスマートウォッチ市場におけるApple Watchの出荷数のシェアが51.5%に到達したようです。
スマートウォッチの2015年推定販売台数は全世界で1700万台。
それに対し、Apple Watchの出荷数は880万台。
Apple Watchは4月発売だったのでの8ヶ月ほどで、半数以上の51.1%のシェアを獲得したようです。
昨年11月時点でのApple Watch予想出荷台数が約700万台でしたが、クリスマス商戦で大きく出荷数を伸ばしたのも好調につながったようです。
ただし、ちょっと気になる点が…。
ただ、これで「Apple Watchは2015年のスマートウォッチ業界の50%シェア」と言っていいのか疑問も。
というのも、普段から統計を疑える方ならすぐに気が付いたかもしれませんが、今回発表されたのあくまでApple Watch“出荷台数”。
販売台数と出荷台数を比べて51.1%のシェアというのは少し無理があります。
また、さらに重要なポイントが、上記レポートにおけるスマートウォッチの定義が「wrist-based wearable that emulates traditional watch form factors, as well as providing additional digital functionality(伝統的な腕時計に似せたデザインでデジタル機能を付加した、腕に装着するウェアラブルデバイス)」となっている点。
“伝統的な腕時計に似せたデザイン”に含まれないため、現在最も人気のあるウェアラブルデバイスの一つであるFitbitがスマートウォッチに含まれないのです。
【日本正規代理店品】Fitbit ワイヤレス活動量計+心拍計リストバンド ChargeHR Large Black FB405BKL-JPN Fitbit |
これでは、統計の偏りが少し強すぎる気がしますね。。
とはいえ、先行してシェアを伸ばしているFitBitなどの安価なスマートウォッチに遅れながら、Apple Watchのシェアが順調にのびているのは事実。
Android Wearすべてを合計した出荷数のシェアが約10%となっていることからも、Apple Watchの51.1%というシェアは驚異的であることは間違いありません。
2016年は、Apple Watch 2の登場を筆頭に、様々なスマートウォッチ・ウェアラブルデバイスが登場予定です。
Appleが正式な販売台数を発表していないこともあり、Apple Watchが売れているのか売れていないのかいまひとつ不透明ではありますが、2016年はさらに「Apple Watchを買っておいてよかった!」と思える年になることを期待したいですね!
[ via Apple Watch Takes 52% Share Of Smartwatch Sales In 2015 – Geeky Gadgets ]
[ via Apple Watch shipped over 50% of smartwatches in 2015, report says ]