AppleWatch Series4のコンプリケーションの変更点まとめ

いよいよ発売まで1週間を切った新型AppleWatch「AppleWatch Series4」。
発売から3年半にして初の大きなデザイン変更が入ったSeries4は、画面が大型化。大きくなった画面に合わせた新しい文字盤も登場するようです。

Series4に関する詳細が発表され、開発者向けのページにもSeries4向けの開発のポイントを解説した動画がアップされました。
そこでは、新しい文字盤で使える”コンプリケーション”に関する解説もあり、新しいコンプリケーションがどう変わるのかも少しづつわかってきました。

※「コンプリケーション」とは、アプリからのデータや情報(天気予報やスケジュールなど)を文字盤に表示する機能です。アプリを起動しなくても時間を見るのと同じように情報をチェックできます。

新しく追加されるコンプリケーションは「Graphic Corner」「Graphic Circular」「Graphic Bezel」「Graphic Rectangular」の4種類!

AppleWatch Series4向けとして新たに提供されるコンプリケーションの種類は「Graphic Corner」「Graphic Circular」「Graphic Bezel」「Graphic Rectangular」の4種類。

新しく追加されたコンプリケーションすべてがSeries4専用かは今の所不明です。
モジュラーの文字盤向きの「Graphic Circular」「Graphic Rectangular」などはSeries3以前のモデルでも使えるのではないかと思いますが…。

Series4の象徴的なビジュアルを作る「Graphic Corner」

AppleWatch Series4のキービジュアルなどでも多用されているコンプリケーションが「Graphic Corner」。
Series4では画面が大型化してベゼルレスデザインになったので、画面のフチまで表示に使えることがわかりやすいこのコンプリケーションが象徴的な役割を果たしていますね。

Graphic Cornerのコンプリケーションは、アプリにより様々な表示タイプに対応しています。

プログレス(進捗)を示すバーとテキストの組み合わせのパターン。

プログレスはグラデーション・単色のどちらも可能。バーの上部にはアイコンを置くこともできます。

すべてテキストのパターンも。テキストは文字盤に合わせてややカーブしたレイアウトで表示されます。

テキスト部分のマルチカラーにも対応。アクティビティアプリではこのようにテキストがおなじみの3色で表示されます。

Series3までの「circularSmall」のコンプリケーションのようにアイコンだけの表示にも対応。

四隅にグラデーションのプログレスバーが設定されると画面がちょっとやかましくも感じますが、「画面一杯に情報を表示できること」「Series3よりさらに高精細なディスプレイであること」を活かした、Series4らしさを最大限に発揮できるコンプリケーションになりそうですね。

人気の文字盤「モジュラー」をさらに進化させる「Graphic Circular」

AppleWatchを使っていて、「結局この文字盤に落ち着いた」という意見をよく聞く文字盤が、watchOS4現在では一番情報量の多い「モジュラー」文字盤です。
AppleWatchを購入してしばらくは、時計らしさのある「クロノグラフ」や「ユーティリティ」、遊び心を出せる「ミッキーマウス」や「写真」などの文字盤を使う人も多いですが、AppleWatchを使えば使うほど「結局モジュラーが一番使えるな」と考える人が多いように思います。

そんなモジュラーをさらに進化させるのが、新コンプリケーション「Graphic Circular」です。

プログレスを示すグラデーションのバーを表示。円の内部と下部にテキストを表示することができます。

円環の開いた部分に置いたテキストはこちらもマルチカラーに対応。

テキスト以外にアイコンを設定することも可能です。

従来のモジュラー用コンプリケーション「Modular Small」と同じような閉じた円形のデザインも使えます。

コンプリケーション内に写真を表示する使い方にも対応。

このコンプリケーションが通常の「モジュラー」でも使えるのか、Series4専用の新しい「モジュラー」のみとなるのかはまだわかりませんが、どちらにせよ従来のモジュラーの情報量をさらに拡大してくれそうです。
今まではシンプルなコンプリケーションしか作れませんでしたが、”写真”が使えるコンプリケーションができるのでいろいろと可能性が広がりますね!

文字盤上に長めのテキストを表示できる「Graphic Bezel」

こちらも、AppleWatch Series4のキービジュアルでよく使われている象徴的なコンプリケーション。
文字盤のインデックスに沿うように長めのテキストを表示することができます。

こちらはテキストのみのコンプリケーションかと思っていましたが、画面の中央部分に4つ設置できるコンプリケーションの上の1つと連動したコンプリケーションのようです。
確かに、キービジュアルでは文字盤中央の上部には「カレンダー」のコンプリケーションが設定されていて、カレンダーの詳細がテキストとして表示されていますね。

「Graphic Bezel」タイプのコンプリケーションは、アイコン+テキストで構成されている。

キービジュアルで使われている画面は「カレンダー」のコンプリケーションが「Graphic Bezel」で設定されている。

日本語のテキストが設定されていると若干野暮ったく見えなくもないですが…このコンプリケーションは新文字盤の中でも1箇所しか設定できない特別な場所なので、ここにどのアプリのコンプリケーションを設定するかは悩みどころになりそうですね。

「モジュラー」を”さらにさらに”進化させる「Graphic Rectangular」

「Graphic Circular」と同じように、文字盤「モジュラー」をより進化させるコンプリケーションが「Graphic Rectangular」です。

現状の「モジュラー」でも画面中央に一番大きく表示できるコンプリケーションが「Modular Large」で、最大3行のテキストが表示できる情報量の多さで、「モジュラー」を使う上で最重要なコンプリケーションになっています。
そんな「Modular Large」をさらにリッチに進化させたのが「Graphic Rectangular」となります。

「心拍数」の推移グラフを表示するコンプリケーション。従来はテキスト情報のみだったのがグラフなどビジュアル要素を入れられるように進化!

「Modular Large」と同様のテキスト情報の表示も対応。キーカラーに加え通常色のテキストも強弱の2カラーが使える。

アイコンやプログレスバーといった要素もコンプリケーション内に含めることができます。

このコンプリケーションも「Graphic Circular」と同様に、通常の「モジュラー」でも使えるのか、Series4専用の新しい「モジュラー」のみとなるのかはまだわかりません。
それでも、少なくともSeries4ユーザーにとっては、「Graphic Circular」「Graphic Rectangular」の2種類のコンプリケーションより、「モジュラー」の文字盤の情報量はさらに増えることになりそうです!


AppleWatchでアプリを使ううえで、「コンプリケーション」の存在は一番重要なポイント!
すでにAppleWatchを使いこなしている人にとっては当たり前のことですが、「AppleWatchでアプリを使う」というのは、アプリを起動して使うのではなく、コンプリケーションで情報を確認することを指すと言っても過言ではないくらいですからね。
(コンプリケーションだけで十分便利!という反面、アプリは「起動が遅い」「通信が遅い」といった不満もあり、あまり使われていないという現実もありますが…。)

そんなコンプリケーションが、今まで以上にリッチになるということで、AppleWatchを使いこなしたい人にとってはかなり楽しみなアップデートになりそうです!
もちろん、コンプリケーションが増えていくことで開発はどんどん大変になるので、アプリ開発者泣かせではあるのですが…。

[ via Development Videos – Apple Developer ]