【書評】『目の前の仕事に集中するためのApple Watch起きてから寝るまでの使い方が分かる本』佐々木正悟

『スピードハックス』『チームハックス』といったハックシリーズの書籍や、Webサイト「シゴタノ!仕事を楽しくする研究日誌 」での連載でおなじみの佐々木正悟さんのAppleWatch本が発売されました。
本書を、出版社の金風舎さまより献本いただいたので、紹介したいと思います!

『目の前の仕事に集中するためのApple Watch起きてから寝るまでの使い方が分かる本』目次

はじめに

第一章 Apple Watchは何がスゴイのか
・ウェアラブルが可能にするストレスフリー
・大事な通知を見逃さない

第二章 Apple Watchでラクな1日を送る
・朝のチェックが1日をラクにする
・シャワー中はひたすらメモを取る
・ドライヤーから朝食準備まではあっという間
・グリーン券の手配もスマートに
・乗り換えで焦らない
・Apple WatchとAirPodsで移動時間に「耳読」
・仕事中の通知もスムーズに応答
・眠るときにはApple Watchを腕に
・1日の予定をApple Watchで確認する
・運動を習慣化して健康になる

第三章 Apple Watchを使ってみよう
・iPhoneをリモートコントロールする
・通知を便利に
・料理のおとも
・Apple Watchにヘルスケアをサポートしてもらう
・注目の機能「アクティビティ」まずは“300キロカロリー”からスタート

第四章 Apple Watchをタスク管理に役立てる
・Apple Watchでポモドーロ・テクニック
・カレンダーでスケジュールを細かく設定する
・アプリの通知で仕事に戻ってくる
・時間を使いすぎても使わなすぎてもダメな時

第五章 Apple Watchは知的生産に使えるか?
・知的生産とは?
・発見する:Webで情報収集
・表現する:メモを取る
・表現してそれを格納する:Apple Watchでメモを取る
・録音と写真で記録を残す

おわりに

『目の前の仕事に集中するためのApple Watch起きてから寝るまでの使い方が分かる本』の感想

本書を読んでみて感じたのは、本書の内容が一般的で万人向けの内容ではないという点。

こう書くとちょっとネガティブに聞こえるかもしれませんが、この「万人向けではない使い方」という情報は、実はウェブ上でも書籍でも一番手に入りにくい情報で、非常に価値がある情報だと思うんですよ。
当サイトもそうですが、Apple Watchのようなガジェットを紹介する場合って、基本的にはなるべく多くの人に共感してもらったり、多くの人に役に立つ記事だと思ってもらうために、出来る限り万人受けを狙った記事を書くことが多いものです。
(iPhoneくらい広く行き渡っているガジェットであれば多少マニアックな内容でも多くの人に読んでもらえますが、まだまだ黎明期に近いApple Watchの場合、マニアックな内容だと本当に誰も読んでくれなくなってしまうので…。)

そんななか、本書は佐々木正悟さんの個人的なApple Watchの使い方という切り口で、一般論ではなくあくまで個人の使い方を紹介しているという点がとても特徴的です。
タイトルどおり「起きてから寝るまでの使い方」がまるっとパッケージされている、という感じです。

こういった”個人的な使い方”はまったく存在しないわけではなく、個人ブログなどでは無数に紹介されているんですが、誰とも知らない人の個人的な使い方となると玉石混淆で、参考になる記事を見つけるのはかなり大変です。
佐々木正悟さんのような実績のある人が個人的な使い方を公開してくれるというのは、かなり貴重だと思います。

特に第四章で紹介されている「タスク管理」ツールとしての使い方は、”ハック”の佐々木正悟さんらしいテクニックに溢れていて、参考になります。
なかでも、「たすくま(Taskuma –TaskChute for iPhone)」というアプリの使いこなし術については、かなり細かい使い方まで紹介されています。
ちょっと高価なアプリなのでなかなか手を出しにくいところではありますが、本書を読むと「Apple Watchの必須アプリの一つかも」と思ってしまうほどでした。

¥3,600
カテゴリー:仕事効率化
開発者:Sayaka Tomi

また、「Apple Watchの使い方」の記事となると、必ずジョギングなどの運動についての記載があるものですが、本書では“運動習慣の意識付け”という使い方に留まっています。
AppleのCMのイメージもあり、”Apple Watch=ジョギングなどの習慣がある人向け”という印象を持っている人も少なくないと思いますが、元々運動の習慣がない人が、Apple Watchを使うことでちょっとだけ運動への意識が変わるというのは確かにApple Watchの大きな効果だと思います。
AppleのCMは、もともと運動への意識が高い海外向けのCMがベースだということもあるんでしょうが、日本ではむしろこういう方向性でアピールした方がApple Watchへのニーズは高まる気すらしますね!

というわけで、『目の前の仕事に集中するためのApple Watch起きてから寝るまでの使い方が分かる本』の紹介でした。
これからAppleWatchを買おうか検討している人はもちろん、AppleWatchを買っては見たもののいまいち使いこなせていないと感じている人には是非オススメの書籍です。
「起きてから寝るまでの使い方」の中で、自分にも役立つテクニックがきっと見つかると思いますよ!

『目の前の仕事に集中するためのApple Watch起きてから寝るまでの使い方が分かる本』は電子書籍限定!Kindle Unlimitedでも読めます!

本書は電子書籍限定の販売ということで、Kindle版のみ販売されています。

また、Kindleの定額読み放題サービス「Kindle Unlimited」にも対応しているので、Unlimited会員の方は是非チェックしてみてください。


ちなみに、本書に関する企画のコンセプトや方向性については、シゴタノ!でも紹介されています。
こちらもまた面白い内容になっているので、本書が気になった人はこちらもチェックしてみてはいかがでしょうか!
電子書籍を発行してみてわかった紙の本ではできないこと | シゴタノ!