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「Apple Watchって何ができるの?」「ゲームができます!」
Apple Watch発売直前に大々的に発表され話題になった”Apple Watch初の本格RPG”と呼ばれている「Runeblade」。
まずはどんなゲームなんだろう?ってことで遊んでみました。
まずはiPhoneアプリを起動してみた
今AppStoreに並んでいるApple Watch対応アプリのほとんどがiPhoneアプリの補助的な機能を担ったアプリですが、Apple Watch初の本格RPGはそこが逆!
iPhoneには補助的な機能のみを持たせているだけで、ゲームの進行はApple Watchで行います。
iPhone側に実装されているのは、4つのメニューボタン。
それぞれのボタンを押すと、以下のようなページが表示されます。
①LORE KEEPERS:ストーリー。ゲームの進行に合わせて表示されるストーリーが増えていきます。
②BLACK MARKET:”クリスタル”的なものでアイテムを購入するお店。”クリスタル”はWatch側のゲームで取得できるようです。アイテムの効果は「攻撃力を上げる」「取得ゴールドが増える」など冒険を楽に進められる効果があります。
③MAGIC STORE:まだ実装されていない機能。課金アイテムが扱われるとの噂です。
④LIBRARY:用語集。このページも冒険の進行に合わせて用語が増えていきます。
という感じでiPhoneアプリでできることはなにもないので、Watchアプリを起動してみましょう。
Watchアプリ「Runeblade」を起動してみた
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なんかすでに戦闘始まってるーー!!!
ストーリーやチュートリアル的なものは何もなく、やたらと凶暴そうなネズミが唐突に襲ってきました。。
操作できるボタンは「剣」と「門」の2つ。しかも「門」の方はグレーになっていて押せません。
「剣」で攻撃するしかないようです。
と、その前に、左右フリックできるページがあるようなので、そちらも見てみましょう。
Watchアプリの各ページの機能
①クエスト画面![]()
敵が出てきて攻撃する画面。詳しくは後ほど解説しますが、基本は「剣」ボタンによる攻撃と、「門」ボタンによるボス戦への挑戦の2つの操作が可能です。
②ルーン画面![]()
戦闘で入手できるコインを使い、剣を強化します。(強化することで剣にルーン文字が刻まれます。なるほど「ルーンブレード」ですね。)
強化されるのは「TAP」と「DPS」の2つの数値。
「TAP」はクエスト画面で「剣」ボタンを”タップ”することで与えるダメージ、「DPS」は「Damage Per Second」の略で攻撃ボタンをタップしなくても自動的に与えるダメージになります。
(最初はDPSは0ですが、1以上の値になると、ゲーム画面を閉じていても自動的に攻撃し続ける放置ゲームになります。)
③スペル画面![]()
スペル(魔法)を使用する画面です。
最初から使えるスペルはありませんが、ルーン画面で剣を強化していくと1つづつ解放されていきます。
スペルの効果は「15分間自動でTAP攻撃(2時間に1回使用可能)」「TAP攻撃力が30秒間3倍(1時間に1回使用可能)」といった感じ。
スペルを使うことで、より一層の「放置ゲーム」化が進みます。
④マップ画面![]()
なんとなくの進行具合をチェックすることはできますが、自由な移動など操作することはできません。
ゲームの世界観を感じてください。
⑤ヒロイン画面![]()
剣を強化していくと、現在のTAP、DPSの値といったステータスが表示されます。
ヒロインの正体は謎です。。
ゲームを進めると、iPhoneアプリのストアで使用できる”クリスタル”的な何かを入手することができそうです。
ついでに、「グランス画面」は、
「グランスに表示」をオンにしておくと、マップの現在位置とスペルの取得状況を確認できます。
(放置ゲームとしては、ここにクエストの進捗が出ないと…と思ってしまいますが。)
といった感じで、操作できる箇所はかなり少ないものの、RPGっぽい要素がしっかりと詰め込まれています。
ただ、上述しているようにレベルが上がるほどに「放置ゲーム化」が進み、さらに次のレベルアップまでのインフレが激しく進んでいきます。
かつてネットで話題になった「クッキークリッカー」というゲームとの類似性が指摘されていますが、まさにそんな感じのゲームです。はい。
なにはともあれ、ゲームを進めてみた
とりあえずは攻撃をするしかないので剣をタップしてみると、スクリーンショットを撮る間もなく瞬殺。
そして、、、
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次の敵はカニ!!
「門」は相変わらず閉じたままなので、続いて「剣」をタップすると、、、
またしても瞬殺、、、そして、、、
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次はヘビだ!
ヘビでようやく瞬殺祭りが終わり、ゲームの仕組みが分かってきます。
どうやらこのゲームの攻撃のルールは、攻撃ボタンをタップしてから3秒間、武器の攻撃力に応じたダメージを与えるというもの。
敵からの攻撃はありません。
逆にいうと、3秒に一度攻撃ボタンをタップするだけの超シンプルなRPGというわけです。
なるほど、クッキークリッカーと呼ばれているのも納得です。
なので、瞬殺できなかったと思った蛇も、3秒間の攻撃で死亡。一撃必殺のポチポチゲームが続きます。
そんなこんなで、熊や狼。再来したカニやネズミを殺!殺!殺!殺!![]()
そうこうしていると、剣を成長させるだけのコインが貯まったようです。![]()
※Use the Gold you have gathered to awaken the first Rune(最初の”ルーン”を目覚めさせるために、集めたコインを使ってください)
言われた通りに武器を強化!![]()
見た目上は特になにも起こりませんが、攻撃力が上がったようです。![]()
※Ha Rune causes the blade to violate rapidly, increasing the damage of each hit.(Khaのルーンにより剣が高速振動、ダメージが増えるよ!)
そうこうしているとステージ最終面の第10面!
ボス(?)のカニを倒すと、、、![]()
10回のTAP攻撃を行ったということで、「Rookie」の称号をもらい、TAP攻撃力が強化!![]()
さて1面もクリアしたことだしどうなるのかな?と思い画面左上の「Close」をタップすると。
…。
全く同じテンションで普通にステージ2が始まった〜!!!![]()
2面も淡々とクリアしながら、25匹のモンスターを倒したことを褒められ。![]()
お金が貯まったのでさらに武器を強化。![]()
レベル3になったことで、3秒間で敵に与えるダメージが大きく増え、1回の攻撃で2対のモンスターを倒せるようになりました。
と、そうこうしていると、、、
なんか激しいジジイが来た!!![]()
※A powerful Guardian brings your journey to a halt. Eneter through the gate to fight it!(パワフルジジイ(Guardian)が君の旅を足止めしている。ゲートをくぐって戦え!(意訳)
そして、、、門が開いている!!![]()
ここにきてようやく、画面内に「二者択一」の選択肢が与えられました。
ここまでは、完全なるポチポチゲーでしたからね。。。
門が開くとクエストは進行しているようですが、右上の進捗状況は進まずずっと10/10のまま。
ボスを倒さないとクエストが停滞してしまうようです。(10体目の敵を倒し続けてコインを稼ぐことは可能です。)
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門を抜けてジジイの元へ行くと、画面右上に「30s」の文字。
ボスバトルは「30秒以内にボスを倒しきれるか?」という特別ルールのバトルになっているようです。
1回の攻撃が3秒間なので、最大10回攻撃できるように攻撃終了と同時に攻撃ボタンをタップしましょう。
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と言っても、30秒以内にボスを倒せなくても「ミッション失敗」なだけで、特にペナルティーを受けるわけではありません。
ゲームオーバーもないので、失敗を気にせずチャレンジしてみていいようです。
LV3の武器では倒しきれなかったので、武器のレベルを上げて再度挑むと、、、![]()
余裕の勝利!!![]()
と同時に、何事もなかったかのように次のステージが始まります。
新ステージでは、先ほどのジジイも量産型として登場してきます。![]()
ついにゲームは「放置ゲー」の領域へ
ここまでをまとめると、
3秒に1回攻撃ボタンをタップすることでモンスターを倒してお金を貯め、貯まったお金で武器を強化してさらに次の敵を倒していく、というのが一番ベーシックなルール。
さらに、5面ごとにボスが登場。
「30秒以内にボスを倒しきれるか?」というボスバトルを制して、ストーリーを進行させていくゲームという感じです。
「ボスに挑むか」を選択できるものの、ゲーム性はほとんどない限りなくシンプルなポチポチゲーという印象のゲームです。
そんなこんなで、ストーリーを進め、剣を進化させていくと、、、
ついに「スペル(魔法)」が解禁!
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※The enhanced Rune grants you a spell: Endurance(強化されたルーンによりスペル「エンデュランス」が与えららます。)
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スペル画面で解放された魔法をタップすると、早速魔法が発動します。
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※The spells will run their duration even without observation. You’ll be notified when they have been recharged.(スペルはアプリがバックグラウンドにある間も動き続きます。再度発動できるようになったら通知されます。)
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スペル「エンデュランス」の効果は、15分間自動でTAP攻撃を行うというもの。2時間毎に1回使えます。
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ここから15分間の放置ゲー。
自動的にバッサバッサと敵を倒してくれます。
15分後にアプリを起動してみると、、、お金ざっくざく!!![]()
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急に大幅に値上がりしたルーンも余裕で強化!
明らかなインフレが始まりました。
これもまた、「クッキークリッカー」と呼ばれる所以ですね。。
ものすごい勢いで集まりだしたお金を使って、TAPだけでなくDPSの魔法も強化。
DPSのLV1が解放されることで、スペルを使わなくても自動的に攻撃が行えるようになりました。
ここからはもはや「剣」アイコンをタップすることはなく、定期的にアプリを起動してお金を回収→ルーン強化の完全な放置ゲーになります。
クエストも1ステージの敵の数が100に大幅増。
ボスステージに入るまでの時間も長くなるので、どんどんと放置ゲーム化が進んでいきます。
というわけで、シンプルなポチポチゲーで始まり、完全な放置ゲーへと移行してしまった「Runeblade」。
面白いゲームか?と言われると、正直、、、うーん。。。
ここからさらにどんな展開が待っているのかを少し期待しながら、序盤攻略を終えたいと思います。



