watchOS6で登場するAppleWatch版「ブック」アプリの使い方まとめ

9月にリリース予定のAppleWatch向け最新OS「WatchOS 6」で追加される新アプリに「ブック」アプリがあります。
すでにiOSアプリとして提供されている「ブック」アプリですが、AppleWatch向けにはオーディオブックのプレイヤー機能が提供され、AppleWatch単体で本を”聞く”ことができるようになります。
(再生時はAirPodsなどBluetooth接続のヘッドホン・イヤホンが必須。)

AppleWatch単体での視聴ができるということは、iPhoneを持たずにジョギングやウォーキングする際にも使えるということ。
すでに、音楽やPodcastが単体再生に対応していますが、新たな選択肢として「オーディオブック」が加わるのは嬉しいですね!

AppleWatch版「ブック」アプリの使い方

AppleWatchでオーディオブックを再生する

AppleWatch版の「ブック(Audiobook)」の使い方は、「ミュージック」や「Podcast」アプリとほぼ同じデザイン・操作性で、すでにAppleWatchを使っている人であれば、ストレスなく利用することができそうです。

[Image via How to use Books on your Apple Watch | iMore]

AppleWatch単体でライブラリから再生。再生中のコンテンツの操作が可能。
iPhoneの通信圏内で使う場合はiPhoneのライブラリも閲覧でき、iPhone上で再生しているオーディオブックのコントロールも行えます。
※「iPhone上(On iPhone)」をクリックすると、iPhoneのライブラリへ。「ライブラリ」をクリックすると、AppleWatchのライブラリを参照することができます。

[Image via How to use Books on your Apple Watch | iMore]

再生画面では、「再生/一時停止」「15秒戻る」「15秒送る」といった操作。
デジタルクラウンを回して音量の調整。
再生速度の変更(「1倍」「1.5倍」「2倍」「1/2倍」を選択)、目次の表示や、AirPlayで接続デバイスの変更などの操作が行えます。
このあたりも、「ミュージック」「Podcast」を使っている人なら、特に問題なく使えそうですね。

コンテンツは自動同期!

オーディオブックコンテンツはAppleWatchに自動的に同期されるようです。
初期設定では、「今すぐ読む」リストにあるApple Booksの本が、Apple Watchに自動的に同期されますが、自動同期の設定はWatchアプリから変更できるようです。

[Image via How to use Books on your Apple Watch | iMore]

同期の対象として「今すぐ読む(Reading Now…)」「読みたい(Want to Read)」のライブラリが選択可能。
また、個別のコンテンツを選択して同期することもできるようです。

読書状況はiCloudに保存されるため、最後に使用したデバイスが何であっても、前回読み終えた場所からすぐに読書を再開できるとのことです。
コンテンツが自動で同期、しかも「どこまで読んだか」の情報まで自動で同期されるのは便利そうです!

「ブック」vs「Audible」、どちらがオススメ?

AppleWatchでオーディオブックの再生というと、当サイトでは過去に何度も紹介しているAmazonの「Audible(オーディブル)」があります。
Appleの純正「ブック」と「Audible」を比べてみると、それぞれ一長一短がありそうです。

「使いやすさ」では圧倒的にAppleの「ブック」が有利!

サービスの使いやすさでいうと、さすがに純正アプリの「ブック」が便利と言えそうです。

「Audible」と「ブック」を比べて特に便利なのは以下の2点
・iPhoneのライブラリも操作ができる
・コンテンツが自動的に同期される

AudibleをiPhone上で再生している場合、Audibleアプリではなく、AppleWatchの「再生中」アプリによる操作しかできません。
「再生/一時停止」「30秒戻る」「30秒送る」デジタルクラウンで音量を調整するといった最低限の操作はできますが、違うコンテンツが聞きたい場合や、アプリを一から立ち上げて再生を始めたい場合などにはiPhoneでの操作が必要になります。
iPhoneの通信圏内ではあるけれど、iPhoneを取り出しにくい状況というのはよくあるので、AppleWatchでiPhone側の操作ができるのはやはり便利そうです。

また、コンテンツが自動的に同期されるのもうれしいポイント。
Audibleは手動でのコンテンツ同期が必要で、そこそこ時間もかかるし、アプリを立ち上げていないと同期が止まったりすることも多く、AppleWatchでAudibleを使う上での最大の不満点でもあります。
ここがバックグラウンドで自動で行われるというのはかなり嬉しいですね!

一方、操作性の点でAudibleの方が優れている点も。
それは再生速度のコントロール。「ブック」の場合は、1/2倍、1倍、1.5倍、2倍と4択ですが、Audibleは0.5倍、0.75倍、1倍、1.25倍、1.5倍、1.75倍、2.0倍と細かい調整ができるので、語学の勉強などで使う場合はAudibleの方が有利そうですね。
「おやすみタイマー」が設定できるのも、Audibleの有利な点です。

Audibleのアプリで画面を押し込むと、細かい設定ができるメニューが表示される。

コンテンツはAudibleの方が安く買えるものが多い

本自体の値段では、Audibleの方がお得に買えるものが多いようです。

というのも、Appleの「オーディオブック」の多くが、提供元はAudibleなんです。(一部、出版社直販のコンテンツもあり)

Appleの「ブック」アプリで扱われているオーディオブックの多くが「提供元:Audible」となっている。

Audibleの通常価格と同じ値段での販売ではありますが、Audibleの方は個別販売ではなく月額制のサービス。
月額1500円を払うことで、オーディオブック1冊と交換できるコインがもらえる(=月1冊は、すべての本が1500円で買える)上に、個別購入時の場合も30%OFFでコンテンツが買えます。

そのため、定価販売のApple「ブック」と比べると、コインを使えばものによっては半額以下での購入が可能。
個別購入でも30%は割安に購入することができます。

ホリエモンの『多動力』の場合、Appleのオーディオブックなら2500円、Audibleなら1750円 or 1コイン(実質1500円)

また、「Audible独占コンテンツ」はAppleのブックには提供はされていません。
例えば、アベンジャーズの生みの親である「スタン・リー」の最後のプロジェクトとして、アメコミファン、アベンジャーズファンの間で話題になっている「STAN LEE’S ALLIANCES: A TRICK OF LIGHT」なんかは、今のところAudibleのみで提供されており、Appleの「ブック」では取り扱われていません。
こういう独占コンテンツが増えてくると、やはりAudibleの優位性は上がってくるかもしれませんね。


Audible提供以外の本については、Appleのブックでもそこまで割高感がないので、コンテンツによっては「ブック」を利用するというのもありかもしれません。

※余談ですが、7/22までAudibleの無料体験でもらえるコインが1枚→3枚に増えるキャンペーンを実施中。プライム会員限定ですが、これはかなりお得なキャンペーンなので、気になる人は是非この機会にお試しを!!


watchOS6で期待している機能の一つである「ブック」。
個人的にはAudibleから”完全乗り換え”とはならなそうですが、「ブック」は「ブック」で利用していきたいサービスだと思います!

watchOS6の公開は9月の予定。引き続き期待して待ちましょう!