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ジャパンディスプレイ株式会社が2019年末よりAppleWatch向けの有機EL(OLED)ディスプレイの供給を開始すると、ロイター通信が報じています。
ジャパンディスプレイは、ソニー・東芝・日立のディスプレイ部門が統合されて誕生した会社で、Appleに対してはiPhone向けののLCDパネルの供給を行っています。
しかし、2018年発売のラインナップでLCDを採用しているiPhoneは「iPhone XR」のみとなり、2018年3月末時点で年間売上の半分以上をAppleに依存していたジャパンディスプレイにとって大きな打撃となっていました。
ここで、新たにOLEDディスプレイのサプライヤーとして参入できるのは朗報と言えそうですね!
2019年現在、AppleへのOLEDディスプレイの供給はSamsungの独占状態ではありますが、AppleはOLEDディスプレイサプライチェーンを強化を行い、Samsungへの依存を下げる動きを見せています。
(LGに対して施設の建設を要求したり、台湾にOLEDパネルの研究開発拠点を建設予定という噂もあるようです。)
本日時点では、AppleWatchの新たなサプライヤーとしてジャパンディスプレイが選定されたという以上の情報はありませんが、日本人として「どうせ買うなら国産部品が使われているモデルが良い!」というニーズもあるでしょう。
引き続き、どのモデルでジャパンディスプレイ製のOLEDが採用されるのか調査を続けていきたいと思います!
[ via Japan Display to Supply OLED Screens for Apple Watch Series 5 – MacRumors ]