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日本時間で本日(6月9日)の午前2時より始まったWWDCの基調講演(Keynote)。
iOS9の発表、新Mac OSの発表と並び、Apple OSの新OSWatch OS 2が発表されました。
詳しい発表内容は、以下のとおり。
予想されていたネイティブアプリ化のほか、様々な機能が新たに追加されるようですよ!
Apple Watchのネイティブアプリ化
待望のネイティブアプリ化(iPhoneを使わずApple Watch単体でアプが起動するようになる機能。アプリの読み込みが不要になります。)は期待通りの完全対応!
また、マイクやスピーカー、加速センサ、振動センサ、デジタルクラウンなどもアプリから利用可能になります。(心拍センサは解禁されないのか、発表では言及されなかったようです。)
新たに動画の利用やHealthKit、HomeKitとの連携も可能になり、アプリの幅は大きく広がりそうです!
また、ネイティブアプリ化に伴い、Apple Watch単体でWi-Fiとの接続も可能になるようです。
バッテリーの駆動時間についての発表は特になかったようですが、機能が大幅にアップする分、今までより電池の減りが早くなるようなこともありえるかもしれません。
文字盤まわりの追加機能
好きな写真を文字盤に設定できるようになります。
写真アプリから好きな写真を選んで画面を強く押すと「Create Watch Face」というメニューが表示され、文字盤を作成することができます。
子供の写真はもちろん、ペットの写真など文字盤にしたい人は多いんじゃないでしょうか。
また、iPhoneのホーム画面カスタマイズアプリが人気なように、Apple Watchの壁紙アプリ的なアプリも人気になりそうですね。
また、新たな文字盤デザインとして「タイムラプス」が追加になります。
世界の有名な都市のタイムラプス動画が見られる文字盤になるようです。
文字盤のウィジェット機能も大幅に拡張。
Appleの純正アプリだけではなく、サードパーティー製の様々なアプリの情報を、文字盤に表示させることができます。
さらに、新機能「Time Travel(タイムトラベル)」も発表。
文字盤の画面でデジタルクラウンを回すことで、文字盤の時間を自由に進めることができます。”1時間後の予定”などをパッと見たい時に便利な機能です。
充電時専用の横向きの文字盤も搭載されるようです。
今人気のある充電スタンドはほとんど縦向きを想定して作られていますが、これからは横向き用のスタンドも出てくるかもしれませんね!
コミュニケーション系の追加機能
「友達」画面がマルチ対応。友達が多く1画面では足りなかった人も、これでどんどん追加できます。
デジタルタッチもカラフルな絵が送れるようになります。(正直、この機能ほとんど使ったことありませんが…。)
メールの返信機能も追加。音声による返信などが可能になります。
ワークアウト(フィットネス)まわりの追加機能
Siriに話しかけることでワークアウトをスタートさせることができます。
僕は毎日自転車に乗っているんですが、最近規制が厳しくなり、自転車にまたがった状態でスマホやApple Watchを操作していると警察に止められた!なんていう話も聞くので、ワークアウトをSiriでスタートできるのはかなり嬉しい機能です!
その他、サードパーティー製のアプリの活動量をアクティブカロリーとしてアクティビティアプリに反映させたり、ワークアウトで取得したバッジをFacebookやTwitterなどでシェアする機能が追加されるようです。
その他の追加機能
Siriが大幅に機能アップされるようです。一部のサードパーティー製のアプリとも連動し、例えば「インスタグラムの写真を見せて!」といった使い方などが可能になるようです。
また、Apple Watch単体での「ボイスメモ」機能も追加されるようです。
これは、なぜ今までなかったんだ!という気すらする便利な機能ですね。
動画の利用解禁により、VineもApple Watchから視聴可能になります。
Apple Payやマップへの路線図(乗り換え案内)も機能アップするようです。
ただ、これらは日本は未対応の機能なので、今後の対応拡大に期待したいところです。
以上がWatch OS 2の進化内容です。
内容の一部は、以下のデモ動画から見ることができます。
アプリ開発者向けのベータ版は本日より利用可能。
ユーザーのもとにアップデートが届くのは今年の秋!
期待を大幅に上回るような発表はなかったものの、楽しみな正当進化を見せてくれそうなApple Watch。
かなり多くの機能がアプリ開発者に解放されるので、革新的なApple Watchアプリが次々に出てきそうな予感を覚える発表内容でした!
ライフスタイルを大きく変えるようなキラーアプリも、いよいよ登場するかもしれませんね!
以上、WWDC2015でのApple Watchに関する発表内容まとめでした。