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トヨタ自動車(TOYOTA)の米国法人TOYOTA USAが、視覚障害者向けのウェアラブルデバイス開発プロジェクト「Project BLAID」を設立し、そのコンセプトを伝える動画を発表しました。
https://www.youtube.com/watch?v=sNoPV0epfHA
BLAID は曲線形のフォルムが特徴的なデバイスで、肩からかけて装着する”ネックバンド”型のウェアラブルデバイスです。
BLAIDにはカメラが内蔵されており、利用者の周囲の環境を”見る”ことができます。
カメラを通して取得された画像を解析し、周囲にある階段・エスカレーター・ドアを識別。内蔵しているスピーカーやバイブレーション機能により、利用者に周囲の視覚情報を伝えることができます。
また、BLAIDに顔認識機能を搭載する計画も進んでおり、周囲にいる人が誰であるかという情報も利用者のかわりに”見る”ことができるようになるそうです。
盲導犬の代わりを「BLAID」が務めるような時代もそう遠くないのかもしれませんね。
Apple Watchのキャッチコピーに「Apple Watchは、これまで私たちが作ってきたものの中で最もパーソナルな製品です。」というものがありましたが、障害を持つ方も含めた様々なパーソナリティーに合った端末が増えることで、ウェアラブル端末はより一般的に普及していくことになるのではないでしょうか。
[ via The Toyota Effect ]
[ via Toyota Makes Apple Watch-Like Wearable for the Blind ]