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Apple Watchを使いこなすうえで欠かせない標準アプリの一つが「タイマー」アプリ。
watchOS 3から採用された「Dock」画面の初期設定に採用されているところを見ても、Apple Watchユーザーの利用頻度が高いアプリであることが伺えます。
そんな「タイマー」アプリですが、watchOS 3から細やかな機能が大幅に改善されて、使いやすさが格段にアップしていたんです!
(私も「タイマー」アプリはよく使うんですが、基本的にSiriからの起動で使うことが多かったので今まで気づいていなかった…。)
アプリの起動画面が進化!よく使うタイマーはワンタップで起動!
watchOS 2以前のタイマーアプリと比べると、アプリを起動したときの画面が大きく変わりました。
▲左:watchOS 2のタイマー起動画面/右:watchOS 3のタイマー起動画面
以前は任意の時間をデジタルクラウンで設定する画面だったんですが、watchOS 3からは「1分」「3分」「5分」「10分」のボタンが用意されています。
各ボタンをタップすると、ボタンに書かれている時間のタイマーがワンタップで起動します。
画面をスワイプするか、デジタルクラウンでスクロールすると、さらに「15分」「30分」「1時間」「2時間」のボタンが。
さらにスクロールを続けると「カスタム」のボタンが表示されます。
「カスタム」のボタンをタップすると、watchOS 2までの起動画面と同様の文字盤風のタイマー設定画面になります。
カスタムの画面では、中央の「時間」「分」をタップし、デジタルクラウンを回すことで任意の時間を設定。
文字盤の下にある「開始」ボタンを押すことでタイマーを起動することができます。
画面を強く押すことで「0-12時間」「0-24時間」のモード切替ができ、最大24時間までのタイマーを設定することができます。
「カスタム」モードを使うよりもSiriが便利
ただ、正直カスタム画面は若干使いにくく、デジタルクラウンで狙った時間にピッタリ止めるのが微妙に大変。
もちろん落ち着いて回せば難しいわけではないんですが、パッと時間を合わせるのは意外にストレスが…。
そんな時は、Siri経由でタイマーを設定する方がはるかに楽だと思います。
Siriの使い方は至って簡単で「○分のタイマー」と言えば、タイマーが起動します。
ちなみに、「タイマーを表示」「タイマーを一時停止」「タイマーを再開」「タイマーを止めて」といったSiriコマンドも使えますよ。
watchOS 3のタイマーはコンプリケーションがすごい!
watchOS 3での「タイマー」アプリ最大の進化が、コンプリケーションでリアルタイムに残り時間を表示できるようになったところです。
watchOS 2以前のコンプリケーションは単純にタイマーアプリを起動させるためのランチャー機能でしかありませんでした。
▲表示はアイコンと「セット」の文字で固定。
watchOS 3では、タイマーが起動していない時はアイコンと「最後に利用したタイマーの設定時間」で表示されます。
一方、タイマーを起動している状態だと、コンプリケーションはアイコンと「起動中のタイマーの残り時間」が表示されます。
表示はリアルタイムでカウントダウンされていきます。
1分や3分といった短いタイマーであれば、タイマーを起動した後は完了の通知を待つだけかもしれませんが、1時間など長時間のタイマーを設定した場合は、途中で残り時間を見たくなることもあると思います。
そんな時、コンプリケーションですぐに残り時間を見られるのは非常に便利です!
「ミニーマウス」などの新しい文字盤やDock、コントロールセンターなど、watchOS 3の目玉機能に比べると一見地味な「タイマー」アプリの進化。
でも、こういった地味ながらも確実に使い勝手を向上させてくれる進化を忘れないのが、Apple製品の素晴らしいところですね!
[ watchOS 2版タイマーの画像の参照: Apple Watchを買った! – 今日覚えたこと ]