公式YouTubeチャンネルはこちら!

Apple、WWDCで「WatchOS 5」を発表!予想以上の大幅なアップデートへ

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。


本日(日本時間6月5日)、Appleが開発者向けイベント「WWDC 2018」を開催し、AppleWatch向けの時期OS「watchOS 5」を発表しました。
事前情報では、watchOS 5はあまり大きな変化はないとの見方が多かったのですが、蓋を開けてみると想像以上に様々なアップデートが発表されました!!

アップデートの内容は、健康志向、単体動作志向という、これまでのwatchOSの方向性をさらに進めるものになっています。

WWDC 2018で発表された「watchOS 5」の機能

アクティビティアプリの「競争」機能


アクティビティに「競争」「対決」の要素が追加されるようです。
アクティビティの状態を「共有」する機能はすでに用意されていますが、そこに”競争”の要素をもたせることで、ゲーム性を与えています。
1週間の期間で、アクティビティリングをいかに閉じるか?という競争内容で、例えば家族間でお互いに健康を意識しあうきっかけづくりにもなりそうですね。

待望の機能!!ワークアウトの自動検出


ワークアウトの開始と終了を自動検出してくれる機能が追加されました!
AppleWatch以外のスマートウォッチでは一部採用されている機能で、待ち望んでいた人は多い機能だと思います。
私も”ワークアウトの終了忘れ”をよくやってしまうので、本当に待望の機能です!!

自動検出は”通知”としてユーザーに届くので、ワークアウトしていないのに勝手にワークアウト時間として計測されることはなさそう。
「もしかしてワークアウトはじめました?」「ワークアウト終了しました?」という通知に応じて、ワークアウトの開始や終了を操作できるので、なかなか便利そうです!

新たなワークアウト「ヨガ」「ハイキング」を追加


新ワークアウトとして「ヨガ」と「ハイキング」が追加されます。

ワークアウト「ランニング」の機能強化


ランニング中に「ペース」をモニタリングできるように、ワークアウトが機能強化されています。
ペースを下回ると通知が表示されたり、現在は「平均ペース」だけが表示されているところに「現在のペース」が併記されるなど、表示にもいくつかの変更があります。
ランニングはワークアウトの中でも一番使われる機能で、サードパーティのアプリを使っている人も多いと思いますが、標準のワークアウトでもより本格的なランニングのサポートができるようです。

新機能「ウォーキートーキー(Walkie-Talkie)」


今回、会場を大きく盛り上げた新機能がこの「ウォーキートーキー(Walkie-Talkie)」。
ウォーキートーキーとは、日本ではいわゆる「トランシーバー」としられる無線機のことで、AppleWatchユーザー同士で音声通話ができるサービスです。
電話やFacetimeとはまた異なる、Watch間専用のコミュニケーション機能で、Wi-Fiとセルラーのどちらの環境でも利用することができるようです。

ついに、公式のPodcastアプリが登場!Audibleなどのサードパーティアプリも単体動作可能に!!


「Podcast」がようやくAppleWatchに正式対応するようです!
iPhoneで購読している番組は自動でAppleWatchにも同期され、単体でのストリーミング再生が可能なのはもちろん、どこまで聞いたかの情報も端末間で同期されるので、iPhoneで聞いていた番組の続きをAppleWatch単体で聞くといったこともできるようです。

また、この端末間の同期再生や単体での動作といった機能は、サードパーティの開発者にも開放されるようです。
オーディオブックアプリの「Audible」などでも、Apple純正のPodcastと同等の使い方ができるようになりそうです!

文字盤「Siri」の機能強化


愛用者の多い文字盤「Siri」は大幅に機能が強化されます。
これまではAppleの純正アプリのみが対応していましたが、サードパーティのアプリも「Siri」文字盤で利用可能に。
また、時間や場所に応じた表示の最適化の機能もかなり強化されるようです。
今回iOS12で追加された「Siriショートカット」と呼ばれる、複数のアプリを組み合わせた”タスク”を生成する機能にも対応し、Siriを使ってできることは大きく広がるようです。

通知の強化

「通知」の画面がさらにリッチになり、アプリを開かなくても様々な操作ができるようになります。

AppleWatchが学生証に!


日本の大学などで採用されるかはわかりませんが、AppleWatchを学生証として使える「Student ID Cards」という機能が追加されます。
Wallet機能と連動し、教室や図書館などの入館に利用したり、学食等での支払いに使ったり、ということができるようです。

2018年夏モデルの新バンドも!

OSの機能ではありませんが、2018夏モデルの新色バンドも紹介されました。

WWDCの基調講演終了に合わせて解禁された新文字盤「プライド」に合わせたレインボーカラーの「プライドエディションウーブンナイロン」や、スポーツバンドの新色「ピーチ」「マリングリーン」「スカイブルー」が登場。
本日より購入が可能となっています!


というわけで、想像以上に盛りだくさんの機能追加となったwatchOS 5。
Watch版のPodcastやワークアウトの自動検出など、個人的にも”待望”の機能が採用されて、かなり期待が高まっています!

実際に使えるようになるのは今年の秋ですが、それまでに各機能の詳しい情報や、今回発表されていないさらなる新機能の情報などが今後出てくると思います。
Apple Watch Journalでは、watchOS 5の情報をしっかりと追いかけていきます!!

[ via watchOS 5 adds powerful activity and communications features to Apple Watch – Apple ]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です