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9月20日に一般公開されたAppleWatch向けの最新OS「watchOS 4」。
新しい文字盤やワークアウトアプリの機能強化など追加機能は多いものの、「ミュージック」アプリに関しては“改悪”と言ってしまっても過言ではない変更が加えられています。
以前は“iPhoneのミュージックアプリのリモコン”という位置づけに近かったwatch版のミュージックアプリが、Watch単体での動作に特化してしまい、iPhoneのミュージックライブラリにはアクセスすることさえできなくなってしまったんです…。
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watchOSは近日中のアップデートでApple Musicに対応することが発表されているので、Apple Musicを主に使っている人にとってはあまり大きな問題にならないかもしれませんが、Apple Music未登録の人にとってはかなり大きな問題です…。
このApple Watch版ミュージックアプリの仕様変更でお困りの方に朗報!!
Apple Watchにも対応しているミュージックプレイヤー「NePlayer」を使えば、今までどおり、Apple WatchでiPhoneの「ミュージック」をコントロールすることができます。
「NePlayer」には、ハイレゾ再生に対応した有料版と、ハイレゾ対応のないLite版がありますが、iPhoneのライブラリをコントロールする機能は有料版・Lite版の両方とも使えますので、とりあえず試してみたいという場合はLite版をダウンロードしましょう。
(Lite版はアプリ内課金でハイレゾ再生に後から対応させることもできます。)
「NePlayer Lite」の使い方
「NePlayer」をインストールしたら、まずはiPhoneアプリを起動しましょう。
アプリを起動すると、アプリがiPhone内のミュージックにアクセスするための承認ポップアップが表示されるので、「OK」を選択しましょう。
これで、NePlayerからiPhoneのミュージックライブラリにアクセスできるようになりました。
設定はAppleWatchにも反映されるので、このままwatch版のアプリを起動してみましょう。
再生する曲のソースでiPhoneっぽいアイコンを選択すると、「プレイリスト」「アルバム」「アーティスト」の単位で曲を選択。
再生画面が表示され、音楽を再生することができます。
再生・一時停止のコントロールや、前後のトラックへのスキップ。リピートやシャッフルといった操作が可能です。
iPhoneアプリ側ではイコライザー機能も充実。
曲調に合わせたプリセット設定から選択できるほか、細かく自分好みの音質を調整することもできます。
Apple WatchでNePlayerを使ううえでの注意点は?
従来のApple Watch版「ミュージック」アプリ的な使い方ができる「NePlayer」ですが、純正アプリではない制限もあり、一部使用するうえでの注意点があります。
Apple Musicの楽曲を含むDRM保護コンテンツは再生できない
NePlayerはDRM保護コンテンツは再生することができません。
iTunesで購入した楽曲はDRMフリーなので再生できますが、その他のストアで買った曲は再生できないものもあると思います。
また、Apple Musicの楽曲はDRM保護されているので再生不可。
アプリから楽曲へアクセスするところまでは行くんですが、再生はできないようです。
▲この画面までは開くんですが、再生は出来ません…。
Apple Musicの楽曲は次回のアップデートでApple Watchから直接再生できるようになるので、「NePlayer」はあくまでCDから取り込んだ楽曲やiTunesで購入した曲をApple Watchでコントロールするための救済アプリと思っておくとよいと思います。
アプリから音量調整ができない。音量調整は「再生中」から
NePlayerの再生画面はこんな感じ↑。
見ての通り、音量調整のボタンがありません。(もちろん、デジタルクラウンを回しても音量は変わりません…。)
音量を調整したい場合は「再生中」アプリから。
「再生中」へのアクセスは、サイドボタンを1回押してDockを起動→Dockの中から選択するのが一番早いと思います。
「再生中」を起動するとデジタルクラウンの回転で音量調整が可能です。
※NePlayerはあくまでiPhoneで再生するので、「再生中」アプリ上ではiPhoneの音楽として扱われます。
コンプリケーションはない
Apple Watchに対応しているNePlayerですが、コンプリケーションには対応していないので、文字盤からワンタッチで起動というわけにはいかないのがちょっと残念なところ。
Dockに登録するなどして、起動しやすくしておくと便利だと思います。
※このあたり、純正の「再生中」アプリに履歴機能など用意してくれると嬉しいんですが…。
NePlayerには、アプリ内での音量調整(できればデジタルクラウンで)と、コンプリケーションをぜひ追加してもらいたいですね!
というわけで、一部制限や使いにくいところもあるものの、watchOS 4でのミュージックアプリの”改悪”に悩まされていたユーザーにとっては“神アプリ”と呼べそうなアプリが見つかり、一安心といったところではないでしょうか。
ちなみにNePlayerの最大の売りはApple WatchからiPhoneのミュージックがコントロールできるという部分ではなく、あくまでハイレゾ再生。
音質にこだわりたい方にとっては、ハイレゾプレイヤーとしても”神アプリ”です。
→neplayer | radius|ラディウス株式会社 オーディオ・デジタル音響機器・Lightning製品メーカー
有料版アプリの値段はiPhoneアプリとしては高く感じるかもしれませんが、機能を考えると納得の価格設定。
これを機にハイレゾデビューするのもオススメですよ!