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AppleWatch上で動作するエミュレータを使い、初代ポケットモンスターピカチュウバージョンをAppleWatch上でプレイしている動画が世界中で話題になっています。
動画を公開しているのはiOSのアプリ開発者であるガブリエル・オフラヘティ・チャン氏。
自身が開発したAppleWatch向けのゲームボーイエミュレーター「GIOVANNI(ジョバンニ)」のデモとして、海外でも「Pokémon Yellow Version」の名前で人気の初代「ポケットモンスターピカチュウバージョン」のプレイ動画を公開しています。
ジョバンニはポケモンに登場するキャラクターの名前であることからも、作者は根っからのポケモン好きのようです。
「GIOVANNI(ジョバンニ)」はAppStoreに登録されていませんが、ソースコードがgithubで公開されているので、誰でもインストールすることができます。
ポケモンをプレイするにはもちろんポケモンのROMファイルが必要になりますが、エミュレータがどういう風に作られているのか興味のあるアプリ開発者の方は、ソースコードもチェックしてみてはいかがでしょうか。
[ GitHub – gabrieloc/GIOVANNI: A Gameboy Emulator for the Apple Watch ]
AppleWatch版ゲームボーイエミュレータ「GIOVANNI(ジョバンニ)」の使い方は?
エミュレータの使い方は、AppleWatchのハードウェアを駆使した設計になっています。
十字キーは画面の左半分のバーチャルパッド方式。
Aボタンは画面右半分のタップで、Bボタン、STARTボタン、SELECTボタンは画面の下側にボタンとして設置されています。
ボタンがある分ゲーム画面が小さくも感じますが、ゲームボーイカラーの画面解像度が160×144ピクセルなので、38mmで272×340ピクセル、42mmで312×390ピクセルの解像度を持つAppleWatchであれば、このサイズでも十分にオリジナルの解像度が収まる画面になりますね!
もちろん、”実用的”とは言い難いアプリで、AppleWatch上でゲームボーイのような専用機のゲームを遊びたいニーズは多くはないと思いますが、「こんなこともできるんだ!」という驚きは多く、特にアプリ開発をしている人にとっては刺激になる事例なのではないでしょうか。
初代の時点では「通知」と「アクティビティ」、Series 2でさらに「ApplePay」が加わり、ようやく”一度使うと手放せないデバイス”になりつつあるAppleWatch。
さらに世界を広げるには、やはり革新的なサードパーティアプリの登場にかかっています。
こういう開発者心をくすぐるようなアプリがどんどん登場し、話題になることで、AppleWatchアプリ市場がもっともっと盛り上がってほしいですね!
過去には20年前のMacintosh用OSであるMac OS 7.5.5を動作させた動画も話題に
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[ via GIOVANNI/README.md at master · gabrieloc/GIOVANNI · GitHub ]