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第2世代のApple Watchである「Apple Watch Series 2」が発売されてから1ヶ月ほどしか過ぎていませんが、早くも次世代のApple Watchに関連しそうな情報が注目を集めています。
話題になっているのは、Appleが新たに申請した特許。
「円形ディスプレイを持った電子デバイス」に関する特許として申請されており、資料内に”ウェアラブル”の記述もあることから、次世代のApple Watchに関する特許ではないかと推測されています。
丸型ディスプレイを持つスマートウォッチといえば、初代Apple Watch発売当初、最大のライバルと呼ばれた「Moto360」というスマートウォッチがあります。
当時、「デザイン性の高さはApple Watchよりも上」と話題になりましたが、いざ使ってみると丸型部分の全面がディスプレイではなく、センサーとして利用されていた一部が欠けて表示されることがわかり、「Flat Tire(パンクしたタイヤ)」と揶揄される結果に…。
今回Appleが申請している特許では、長さの異なる様々なサイズのディスプレイを敷き詰めることで、Flat Tireではなく、丸型の表面全てをディスプレイとして利用できるようです。
また、円形ディスプレイの場合は四角いディスプレイのようにエッジ部分で配線を集約させることができませんが、画面の裏側を通した配線で各ピクセルのデータを渡し合うことで、省スペース化をはかるとともに、ディスプレイ内のピクセル情報を集約させることができるようです。
もちろん、今回はあくまで円形ディスプレイの特許を取得したというだけで、円形ディスプレイのApple Watchが発売されるかどうかは全くの未知数です。
また、AppleがApple Watchとは異なるウェアラブル端末の開発を進めているという噂もあるので、そのための技術である可能性もあります。
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ただ、初代Apple Watchの発売当初から丸型ディスプレイを期待している声が多いのも事実。この特許に期待が膨らんでしまう人も多いのではないでしょうか。
個人的には、丸型ディスプレイはクラシックな腕時計風で一見おしゃれではあるものの、スマートウォッチとして考えた場合、画面に表示される情報量が四角ディスプレイに比べて制限されることもあり、あまり魅力的ではないように感じます。
とは言え、AppleWatchの画面上でじっくり見るものと言えば通知やコンプリケーションくらいなので、情報量にそこまでこだわる必要もない気も…。
発売の予定すらない製品に対して頭を悩ませるのはちょっと馬鹿馬鹿しい気もしますが、ただでさえ38mmか42mmか、アルミかステンレスか、とApple Watchの購入時は毎回悩まされるのに、さらに「丸」「四角」の選択肢が増えるのは、選択肢が増える嬉しさの反面、ちょっと心配になってしまいますね(泣)
[ via Apple patent filing reveals work on circular displays for Apple Watch ]
[ via Apple files a patent application for a circular wearable, round Apple Watch incoming? ]