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Google+やGoogle I/Oの生みの親として知られ、2014年にGoogleを退社したVic Gundotra氏。
そのGundotra氏が昨年から加わったスタートアップ企業AliveCorが、心拍センサー付きのAppleWatch向けバンド「Kardia Band」を発表しました。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=12&v=958dfGnTvK8
ご存知の通りApple Watchに標準で心拍センサーが搭載されていますが、Apple Watchのセンサーはあくまでフィットネス時に使うことを想定した心拍数センサー。
一方「Kardia Band」はより本格的な医療機器として開発されています。
Kardia Bandのセンサー部分に親指を当てることで心電図(ECG)を測定。測定データから心拍の異常や脳卒中のリスクなどを検出することができるそうです。
また、ECGのデータは心房細動(不整脈)などを表す異常な心拍も検出することができます。
異常を検出した場合、その異常をユーザーに伝えるのはもちろん、症状や体の状態を伝えるためのボイスメモを録音し、ECGのデータを添えて医療機関へ通知することも可能です。
現時点ではKardia Bandの発売時期や価格は未定ですが、FDA(米国食品医薬品局。食品や衣料品、医療機器の許可を行うアメリカの政府機関。)の認可を受けた初めてのApple Watchアクセサリーとしても注目を集めています。
性能が本格的すぎるため日本で利用できるようになるには厚生労働省などの国内機関の認可を受ける必要があるかもしれませんが、このように命を救う力を持ったプロダクトの普及は是非とも進んでもらいたいものです。
[ via AliveCor ]
[ via Former Google+ chief is now selling Apple Watch band heart monitors | The Verge ]