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昨年、Appleファンだけじゃなく機械式時計ファンの間でも話題となった「Alp Watch」。
スイスの高級腕時計メーカー「H・モーザー(H. Moser & Cie)」が発表したこの時計。
機械式時計でありながら、その外観はApple Watchの“完コピ”で、Apple製品のCMのパロディとしか思えないプロモーション動画まで作る力の入れよう。一見するとただのジョーク製品のようにも見えますがお値段はなんと約300万円と超本気の高級時計でした。
H・モーザーのCEOであるEdouard Meylan氏によれば、Alp Watchは一発ネタのジョークやAppleへの皮肉ではなく、「伝統的な機械式時計ブランドに未来があることを証明する象徴」として作った製品。AppleWatch風の表面に対し、背面は機械部分が見えるデザインとなっており、現代において機械式時計の魅力・価値・伝統を伝えるというコンセプトも優れた製品でした。
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その「Alp Watch」にまさかの新作が発表されました。
製品名は「SWISS ALP WATCH Zzzz スタンバイモード」と、今回もちょっとふざけたようなネーミングで、相変わらずのセンスを見せてくれます。
今回のAlp Watchは2モデルが販売されており、それぞれなんと20個の限定生産!
「SWISS ALP WATCH Zzzz スタンバイモード」は、前モデルにはあったロゴやインデックスすらも無くし、時計の機能のみを残した究極のシンプル。その名の通り「スタンバイ状態のスマートウォッチ」を思わせます。
”真のラグジュアリーは間違えようのないものであり、見え透いたマーケティングを行わなくてもすぐに 見分けられる”がコンセプトとのことです。
プロダクトから発せられるメッセージが、今回もまた鮮烈で挑発的ですね!
一方背面は旧モデルと同様に機械式の駆動部が見えるデザインに。
完全手巻き式ですが4日間のパワーリザーブを内蔵しており、械式時計の技術はぎっしりと詰め込まれています。
販売価格は27,000ドル(約300万円)と今回もやはり簡単には手が出ない価格ですが、機械式時計好きでAlp Watchのコンセプトに魂を掴まれてしまった人は、是非手に入れてみてはいかがでしょうか!
(このレベルの製品になると値段というより限定個数の方が手に入れるうえでの障壁としては大きいのかもしれませんが…。)
[ via 05.2017 | MOSER ]
[ via Swiss Alp Watch Zzzz: Swiss watchmaker H. Moser has an answer for the Apple Watch… an Apple Watch copy (AAPL) — Quartz ]