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いよいよ1週間後に迫ったAppleのデベロッパー向けカンファレンスWWDC。
iPhone6Sなどの超目玉製品と並び注目されているのがiOS9で搭載されると言われている「Home」アプリ。
すでにiOS8で利用できるiOSデバイスと家電をつなぐための機能を提供するフレームワークHomeKitを本格的にかつようするためのアプリで、「Virtual Room」と呼ばれる仮想空間上でHomekit対応のデバイス（家電やガレージの鍵、 照明、カメラ、エアコンなど）をコントロールできるようです。
そんなiOS9発表に先立ち、米国ではHomeKit対応のデバイスの出荷が始まったようです。
また、対応のアプリもリリースされており、そのうちのいくつかはApple Watch対応済！
Apple Watchユーザー的には、さらにスマートな生活を送るために「Home」アプリの使い勝手が気になってしかたありません！！！
Apple Watch対応済みのHomeKitアプリは以下。
Insteon for Hub
Insteonシリーズの電球や壁のスイッチ、サーモスタットの制御などを行うことができるアプリです。
Apple Watchでは対応デバイスのコントロールやシーン設定（電気の明るさや色・温度などを”シーン”として設定できるようです）が可能。また、防犯カメラ等の外部カメラの映像を読み込むこともできるようです。
車やバイクが好きでガレージに凝っている人なんかは、このカメラ機能がかなり便利そうですね！
iPhoneアプリではもっと高度な設定も可能で、日の出や日の入りに合わせて部屋の照明をコントロールするといった使い方もできるようです。
Lutron Home+
Lutronのアプリも機能的にはほぼ同様。
照明や温度のほか、カーテン（ブラインド）の開け閉めを手動、または日の入りなどのイベントに応じて実行することができます。
Elgato Avea
Elgatoは、照明に特化したアプリです。
LEDライトの色を自由にコントロールすることで、「魔法の時間」「桜の花びら」「高原のそよ風」「安らぎの炎」といったテーマで照明を設定することができます。
照明の現状、テーマの変更はApple Watchからも可能です。
こちらは、コントロールするデバイスはLED電球だけなので、日本でも手軽に利用を始めることができそう！LEDとはいえ、ちょっとお値段高いですけど……。
ecobee3
サーモスタット機能に特化しているのは「ecobee3」。
各部屋の室温を一元管理し、設定を変更することが可能です。
日本の住宅事情とは少し相容れない機能ではありますが、「家に帰り着く前にエアコンを起動」「そろそろ寝る時間になったら寝室のエアコンを起動」といった使い方であれば、割と本気で欲しい機能ですね。
現時点においては、「絶対に欲しい！」「これがあれば人生（世界）が変わる！」とまでは言い難いHomeKit関連の機能。
とはいえ、同じく決して絶対に必要なデバイスではない「Apple Watch」を手に入れてしまった僕や、”Apple Watch Journal”なんていうタイトルのサイトをご覧になっている皆様は、間違いなくApple信者的な人たちのはず！
生活するうえで絶対に必要とは言えない機能であっても、Appleが打ち出す未来のビジョンに心惹かれてしまう人たちのはず！
※Apple Watchを持っていなくてもiPhoneに「Apple Watch」アプリが表示されたように、今回も勝手に「Home」アプリがインストールされることになるかもしれません。そうなると、さらに「せっかくなら欲しい」というスイッチが入ってしまうのでやめてもらいたいものですが…。
ということで、これから日本でも普及していくことになるかもしれない「スマート家電」「スマート照明」「スマートサーモスタット」。そしてそれを一括コントロールする”Home”アプリ。
なんだか気になる！という人は、1週間後に迫ったWWDCをしっかりチェックしましょう！
