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おしゃれで低価格なメガネでおなじみのアイウェアブランド「JINS」を展開するジェイアイエヌが、メガネ型のウェアラブル端末「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」を11月5日に発売することがわかりました!
端末の情報は昨年から話題になっていましたが、ついに市場販売がスタート。
AppleWatchの登場で昨年から比べると飛躍的に市場が拡大しているウェアラブル業界をさらに盛り上げるような、実験的で面白い端末に仕上がっているようです。
JINS MEMEはどんな端末?
“スマートメガネ”というと「Google Glass」を代表として、小さなディスプレイを備えた端末をイメージすると思いますが、JINS MEMEにはディスプレイは搭載されていません。
メガネにはセンサー類のみが搭載され、取得されたデータなどの情報はペアリングしたiPhoneアプリで見ることになります。(※Androidには2016年1月に対応予定)
搭載するセンサーは3点式眼電位センサー・加速度センサー・ジャイロセンサーの3つ。
3点式眼電位センサーによりまばたきと視線の移動を、加速度センサーとジャイロセンサーにより体の動きを測定することができます。
JINS MEMEのスペックは?
JINS MEMEは2つのモデルが発売され、それぞれ「JINE MEME ES」「JINS MEME MT」と名付けられています。
「ES」は、Eye Sensingの略で、3点式眼電位センサーによるセンシングが最大の売り。
シンプルながらも今風おしゃれなウェリントンタイプで、販売価格は39,000円(税別)です。
「MT」は、Motion Trackingの略で、こちらは3点式眼電位センサーの搭載がなく、加速度センサーとジャイロセンサーのみのエントリーモデル。
デザインはスポーツサングラスタイプで、価格は19,000円(税別)となっています。
充電時間・使用時間はどちらのモデルも同じで、充電時間が2時間。使用時間がリアルタイムモードで最長12時間。スタンダードモードで最長24時間となっています。
※リアルタイムモードはアプリを使ってリアルタイムに体軸などを測定する状態をさしているようです。
AppleWatchの使用時間が18時間なので、体感としては丸一日は使えるという感じになりそうですね。
付属品は充電用のマイクロUSBケーブル、ACアダプタ。さらにメガネらしく、メガネケース、メガネ拭きが同梱されます。
どんなアプリが使えるの?
まずはメインとなるアプリの「JINS MEME」。
JINS MEMEメガネが検知する情報をもとに、あなたの今を可視化し、より良いあなた(“BETTER ME”)へ変わるためのツールと位置付けられています。
3点式眼電位センサーにより計測される”集中度”や、加速度・ジャイロで測定される体の運動量や姿勢などのデータから、「アタマ年齢」「カラダ年齢」を算出。
ココロとカラダの状態を確認することができます。
AppleWatchの心拍数センサーも、ココロの状態のチェックに使えそうですが、眼球の動きやまばたきから計測するというのは画期的!
そして、昔から「目は口ほどに物を言う」と言われているくらいですから、なかなか信ぴょう性のあるデータが取得できそうです。
ES専用の「JINS MEME DRIVE」では、3点式眼電位センサーにより計測されるまばたきや視線の変化から、疲労や眠気を判定。
運転中に眠気が高まっている可能性がある場合、アプリの通知を送ってくれます。
カラダの不調というのはなかなか自分でも認識できないことがあるので、客観的なデータから通知してくれるのはありがたいですね!
JINS MEME RUNでは、ランニングのフォームをリアルタイムにチェック。
最近はやりの”体幹”のブレも測定できるので、理想のフォームを目指して、自身のフォームの改善につなげることができます。
AppleWatchもフィットネス目的で購入しているユーザーが多く、走った距離や消費カロリーを測定することができますが、それに加えてフォームを測定できるのが新しいですね。
また、LAB.として、開発者向けにSDKやAPIを解放し、様々なアイデアを募っています。
ゲームなどのエンタメ系や、アート作品とのコラボ、アスリートとのコラボなど、様々な展開を見せはじめているようで、開発に興味がある方はデベロッパー向けのサイトである「JINS MEME DEVELOPERS」をチェックしてみてください!
AppleWatchの登場がカンフル剤となったのか、どんどん新しいデバイスが登場し、市場を拡大させているウェアラブル業界。
正直、常識を塗り替えるような画期的なプロダクトはまだ登場していませんが、スマホに次ぐ新しい”革命”は、ウェアラブル端末として登場すると言われています。
それがAppleWatchのようなスマートウォッチなのか、JINS MEMEのようなメガネ型端末なのか、それともまったく違う新しいものなのか。
2015年のウェアラブル業界は、ますます目が離せなくなりそうです!
JINS MEMEのより詳細な情報や販売方法を知りたい方は、JINS公式のオンラインストアをチェックしてみてください↓
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