AppleWatchのカレンダーに感じていた不満を解消してくれるかもしれない”ある特許”が公開されたというニュースを、Appleの特許関連のニュースを公開している米メディア「Patently Apple」が報じています。
記事によると、Appleが公開した特許は、AppleWatch向けのカレンダーで「年」「月」「日」の表示切り替えを簡単に行うための特許になります。
純正のカレンダーアプリは、当月のカレンダーしか表示できなかった…。
これまで、AppleWatchの「カレンダー」アプリで表示できるのは当月のカレンダーのみ。前月や翌月のカレンダーを表示することができませんでした。
カレンダーをタップすると、タップ位置に関係なく「今日」のイベントが表示され、デジタルクラウンを回すと前後の日のイベントもチェックすることはできますが、任意の特定の日の詳細を確認する方法もありませんでした。
特に、当日のカレンダーしか表示されないという仕様は結構不便で。
そのため、デジタルクラウンを回すことで前後の月のカレンダーに移動、左右のスワイプで去年・来年のカレンダーにアクセスすることができるサードパーティアプリ『より良い日』を”本当に使えるApple Watchアプリ”16選に選定していました。
より良い日 (Better Day): 合併症¥300ユーティリティ開発者:Panchromatic, LLC
[post id=”2346″ style=”thumbnail”]
今回発表された特許では、このAppleWatchカレンダーの不満点を解消してくれるかもしれません。
デジタルクラウンと画面タップで、カレンダーを自由に移動できるように
発表された資料によると、カレンダーのアイコンをタップすると「日」表示のカレンダーが表示。
デジタルクラウンを回すことで、ズームアウトするような感じで「月」表示に。
さらにデジタルクラウンを回すと「年」表示に切り替わるようです。
「年」表示の画面では1画面ないに12ヶ月分のカレンダーを表示することはできませんが、画面をタッチしてスライドさせることで前後の月の内容も表示。
特定の月をタッチすることで、対象の月の「月」表示カレンダーへと遷移することができるようです。
あくまで特許が発表されたというだけで、この仕様がカレンダーアプリに実装されるかはまだ確定ではありません。
ただ、現状のカレンダーに感じている不便さを確実に解決してくれる追加機能ではあるので、実現してくれることを期待したいところですね!