この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
歩数計アプリの「Pedometer++」、睡眠管理アプリの「Sleep++」など、AppleWatchにも対応しているワークアウト・ヘルスケア系のアプリを多数公開しているCross Forward Consultingが、単体でのPodcast再生やSiriからのアプリ起動にも対応した「Workouts++」の最新版を発表しました。
AppleWatch単体でPodcastを再生できるアプリは「Overcast」や「Watch Player」などこれまでもいくつか紹介したことがありましたが、AppleWatchを単体で使用し、しかもPodcastを聞くというシチュエーションは確かに運動中がほとんどのはず。
ということでワークアウトアプリとPodcastアプリを一体化してしまうというのは合理的です。
しかも、「Workouts++」のPodcast再生は、事前にダウンロードしておく必要のないストリーミング再生にも対応しているんです!
AppleWatchユーザー必携アプリの新たな1つになりそうな、かなりおすすめのアプリですよ!!
[post id=”2346″]
[post id=”4009″]
Workouts++の基本的な使い方
まずはiPhoneアプリで各種設定を
Workouts++は基本的にAppleWatchでの利用を想定したアプリなのですが、ヘルスケアとの連携許可や、Podcastなどの設定のために、まずはiPhoneアプリを起動しましょう。
起動すると、まずはヘルスケアやGPSなどの利用許可ダイアログが出てくると思うので、許可していきましょう。
Workouts++は「Run(ランニング)」「Walk(ウォーキング)」「Cycle(サイクリング)」など、複数のワークアウトに対応しており、それぞれのワークアウト種別に合わせて、AppleWatchの画面上に必要な情報が表示されるように設計されています。
ただ、何がどこに表示されるかはすべてカスタマイズ可能です。
プリセットされている設定が気に入らない場合は、「Configure」の画面からカスタムしたいワークアウト種別を選び、画面のレイアウトや、表示する内容を自由に変更してください。
「Podcasts」のタブからは購読したいPodcastを設定します。
AppleWatchでストリーミング再生には対応していますが、番組自体をサーチする機能はないので、まずは購読する番組をiPhoneで設定します。
画面左上の「+」アイコンからキーワード検索の画面へ。
購読したい番組を選択すると、すぐにiPhoneに追加されます。
追加された番組のリストをタップすると番組がダウンロードされ、AppleWatchに転送されます。
セルラーモデル以外をお使いの場合は、事前にダウンロードしておくことで、Podcastを聞きながらのワークアウトが可能になります。
※後述しますが、ストリーミング再生はまだ動作が不安定なところもあるので、何を聞くかが事前に決まっていればダウンロードしておく方が無難かもしれません。。
AppleWatchでワークアウトをはじめる
iPhone側での設定が終わればあとはワークアウトを始めるだけ。
アプリを起動したらワークアウトの種別を選択すると、すぐに計測開始です。
ワークアウトのメイン画面は、iPhoneアプリの「Configure」からもカスタマイズできる各項目が並びます。
左へスワイプすると、ワークアウトの停止や終了、画面のロックなどが表示されます。
右へスワイプすると、Podcastの操作画面が表示されます。
iPhoneアプリ側でPodcastの番組を登録しておくと、ダウンロード済みのアイテム(Donloaded:)と、ストリーミング再生が可能なアイテム(Streamable:)が並んで表示されます。
アイテムをタップすると再生画面が表示。一時停止やスキップなどの操作に加えて、再生スピードの変更にも対応しています。
「Seek to」のボタンからは、15秒、30秒、45秒と、再生位置の頭出しができます。
デジタルクラウンを回すと、ボリュームの操作も可能です。
Apple純正のワークアウトアプリの[コントロール]-[メイン]-[再生中]という画面並びと似ているので、特に問題なく使えると思います。
AppleWatchでワークアウトを終了する
ワークアウトを終了するには、コントロール画面の「End Workout」ボタンから。
こちらも標準アプリと同じように結果画面が表示され、走った距離や速度、平均の心拍数などが表示されます。
過去の結果はiPhoneアプリから。「Workouts++」で計測した結果だけじゃなく、ヘルスケア経由で標準アプリなどで計測した過去のアクティビティの記録も確認することができます。
また、「Stats」のタブには、過去のアクティビティの実績をまとめてみる機能も。
トータルの距離や時間、ワークアウトの傾向などが一覧で表示されます。
今までのワークアウトのルート情報が一覧で表示されるのも面白いですね!
結果はもちろん、ヘルスケアアプリに連携され、iPhoneの「アクティビティ」アプリ上からも確認することができます。
ルート情報なども含めて、しっかりと同期されていることがわかります。
Podcastのストリーミング再生の実用性は…?
AppleWatchユーザーのニーズに答えてくれる「Workouts++」ですが、実際の使用感はと言いますと…、2日間使ってみてPodcastの再生にはまだちょっとだけ課題を感じます。
というのも、ストリーミング再生がなかなか始まらない、まったく始まらないという状況が非常に多いんです…。
ネットワークの状態なのか、Podcastのファイル自体に問題があるのか、はたまた日本という環境に向けられていないのか…。
なかなか期待通りに再生されないというのが使ってみた実感です。
▲右の「TED RADIO HOUR」の番組はセルラー環境でも再生に成功。左の「NHK WORLD RADIO JAPAN」の番組は何度トライしてもストリーミング再生はできませんでした…。ファイルサイズの情報すら取得できていないようで、0MBとの表示になっています…。
事前にダウンロード→AppleWatchへの転送をしておけば再生は問題がないので、今はやはり事前にダウンロードしたファイルを再生する方が無難そうですね…。
Siriからの起動は使える?
こちらも期待していましたが、今のところ日本語では起動に対応できないようです…。
Apple Watchに「Workouts++」がインストールされた状態で、Siriに「Workouts++で屋外ウォーキングのワークアウトを開始(Start Outdoor Walking workout in Workouts++)」と言うことで、「Workouts++」を起動させることができるとありますが、何度やっても純正のワークアウトアプリの方が立ち上がってしまいます…。
これは正式な日本語対応がされるまでは待つしかなさそうですね…。
Apple Watch単体でPodcastを聞きながら運動がしたい!という欲張りなニーズに応えてくれるアプリ「Workouts++」。
セルラー向けのストリーミング再生にはまだちょっと課題を感じますが、事前のダウンロードさえしておけば、ほぼ不満なく使えるアプリだと思います。
無料のアプリなので、散歩やジョギングのお供に利用してみてはいかがでしょうか!