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Apple WatchとペアリングしているiPhoneを機種変更したら「ヘルスケア」と「アクティビティ」のデータが消えた!原因と解決方法は?

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先日、ようやくメインで使っているiPhoneを6Sから7 Plusに機種変更しました。
Apple watch Series 2は9月に購入していたので、iPhone6Sとのペアリングを一旦解除してからiPhoneのバックアップを作成。新しいiPhoneでバックアップからの復元をしたんですが、「ヘルスケア」と「アクティビティ」のデータが消えている!!

初代のApple Watchから1年半以上溜めてきたデータが消えてしまうのは超ショック!
なんとかしないと!!と奮闘し、無事にデータが復活しましたので、原因と解決方法をまとめておきます。

原因①:バックアップが暗号化されていない!

iPhoneをバックアップする際に、iCloudを使う場合と、iTunesを使う場合があると思いますが、iTunesでバックアップを取っている人は要注意!
iCloudのバックアップは自動的に暗号化されるんですが、iTunesの場合は初期設定ではバックアップが暗号化されていません。
暗号化されていないバックアップには「保存したパスワード」「Wi-Fi 設定」「Web サイトの履歴」「ヘルスケアデータ」が含まれていません。
(アクティビティは「ヘルスケアデータ」の一部に当たり、やはり暗号化されていないとバックアップされません。)

iTunesのバックアップを暗号化する手順は?

iTunesを起動し、バックアップしたいiPhoneを接続。
接続したiPhoneの「概要」画面で、「バックアップ」セクションの「[デバイス] のバックアップを暗号化」を選択します。
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暗号化の際にはパスワードの設定が必要です。
バックアップからの復元時にパスワードの入力を求められるので忘れないようにしましょう。

バックアップがちゃんと暗号化されているか確認するには?

iTunesの環境設定画面を開きましょう
。Macの場合は、メニューバーから、「iTunes」>「環境設定」を選択。Windowsの場合は、メニューバーから、「編集」>「設定」を選択します。
デバイスタブをクリックしてデバイス毎のバックアップを確認しましょう。
デバイス名の右側に鍵マークが表示されていれば、ちゃんとバックアップが暗号化されています。
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あとは新しいiPhoneをバックアップから復元すれば、「ヘルスケア」「アクティビティ」のデータも新しいiPhoneに移行されます。

原因②:新しいiPhoneのOSバージョンが古い!

バックアップをちゃんと暗号化しているのに、やっぱり「ヘルスケア」「アクティビティ」のデータが消えたまま!
そういう時は、バックアップ元のiPhoneと、新しいiPhoneのOSバージョンを確認してみましょう。
OSのバージョンはiPhoneの「設定」アプリから、「一般」>「情報」と選択し、「バージョン」の項目を見れば確認できます。
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ここで、バックアップ元のiPhoneのバージョンが新しいiPhoneよりも新しいと、うまくデータが復元できないことがあるようです。
(私の場合は、元のiPhoneを最新のiOS10.1.1にバージョンアップしており、新しいiPhone 7 Plusは出荷時の設定でiOS10.1でした。)

新しいiPhoneでソフトウェア・アップデートすればデータが復元!

解決方法は簡単で、新しいiPhoneでソフトウェアアップデートをするだけです。
iPhoneの「設定」アプリから「一般」>「ソフトウェアアップデート」を選択し、最新のOSにアップデートしましょう。
アップデートが完了すると、データが戻っていることが確認できるはずです!


Apple Watchを使っている人にとっては、日々の運動や心拍データのログは貴重な資産。
紛失することなく使い続けていきたいものです。
そのために特に重要なのはバックアップの暗号化!
いままで暗号化していなかったという人も、これを機会に暗号化されるように設定を変更するか、元から暗号化されているiCloudのバックアップに変更しておきましょう!

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